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車内からの撮影で窓ガラスの反射が
映り込んでいる写真があります

水上駅を発車

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14.02.07.08:25.27.
08:24、「水上」駅(標高486m)を発車します

次の乗換駅、「越後湯沢」までは35.1km、
34分の旅です

線路が雪に覆われています

「水上」駅からの雪景色は
これまでとは違う気がします

雪のボリュームが増した感じ

この日08:20の水上の気温は-4.0度
by気象庁

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14.02.07.08:25.46.
利根川を渡ります

上越線は複線・・・上越新幹線が出来る前までは
特急・急行電車が10数往復走る幹線でした。

でも、新幹線開通後・・・
「水上」駅以北は1日に7往復の普通電車のみ
この後ですと、10時前に1本、その後は4時間後の
午後2時前の発車

在来線は利用しづらくなっていますね


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14.02.07.08:26.40.

「水上」駅の次は
「湯檜曽(ゆびそ)」駅(標高557m)

3.6kmの駅間距離で約70mの標高差・・・
電車はどんどん登って行きます

再び、利根川を渡り・・・
対岸には国道沿いの飲食店や宿泊施設が
連なっています


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14.02.07.08:26.55.

再度、利根川を渡ります

この辺りは、水上温泉郷のひとつ
「うのせ温泉」だそうです

右側の大きな建物は「奥利根館」
部屋数84室、収容494人の大きなホテルでしたが
4年ほど前に倒産・・・現在は閉館中だとか。

水上では、閉館した施設が多いように見受けられます


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14.02.07.08:28.01.

先の方にトンネルが見えます
「新清水トンネル」です

その向こうに微かに見える山並み・・・
谷川岳と向かい合う「白毛門(しらがもん)」1720m
かもしれません

脇を走るのは国道291号線
谷川岳一の倉沢からは一般車が
走れない国道です
昨秋、紅葉を求めて訪れたけど早すぎた・・・

上り線の線路には雪が積もっています
この時間帯、上りは・・・電車だと朝06:50、「水上」駅着
1時間半前に通ったきり


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14.02.07.08:29.05.

「新清水トンネル」に入り、「湯檜曽」駅に到着です

「新清水トンネル」は、上越線の下り線用、
長さは13.5km
トンネルの中に「湯桧曽」と「土合」、2つの駅があります

上り線用は「清水トンネル」で長さ9.7km
「湯檜曽」駅の一つ先、「土合」駅の先にあります。


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14.02.07.08:29.15.

「湯檜曽」駅は下り線がトンネルの中、
上り線は地上にあります
(昨秋、訪問時の駅)

駅出口へはトンネルを利用しますが、
ほとんど傾斜のない道になっています

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標高557mの湯檜曽駅
次の土合駅・・・トンネル内の下り線は標高583mですが
地上の上り線は標高653m

湯檜曽駅との標高差は100m近くになります
それを直線的に結ぶと鉄道では登れません
その為、ループ線になっているのも特徴のひとつです


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14.02.07.08:33.35.

「湯檜曽」駅から4分、新清水トンネルの中を
6.6km走り、「土合」駅に到着です

ここは以前、待避線(追抜き等に利用)が存在していたため
「湯檜曽」駅より幅広のトンネルになっています。

この駅は全国的に有名です
体力が無いと、改札口には至らないかも
(昨秋、訪問時の駅)

「土合」駅を発車した電車は
「新清水トンネル」を約7km走り、新潟県側に出ます


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14.02.07.08:41.24.

長かった「新清水トンネルを抜け、
信濃川の支流「魚野川」の鉄橋を渡ります

同じ車両に乗っていた、大学生さんのグループ
それまでのおしゃべりがストップして
一斉に歓声をあげました

同じ雪景色でも、群馬県側とは
雪の厚みが違うように感じます

川端康成氏の小説「雪国」の冒頭文の
「国境のトンネル」は上り線の方・・・
当時は単線運転で、現在の上り線のみでした


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14.02.07.08:41.48.

新潟県の最初の駅「土樽(つちたる)」駅が
見えてきました

線路脇の積雪・・・除雪したからかも
しれませんが、2m近く

その先はホームなのでしょうか
雪に覆われていて様子が判りません


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14.02.07.08:42.01.

「土樽」駅(標高608m)に到着です

乗降客が利用する部分は
絶え間なく放水していて、雪が溶けています

その雪解け水がホーム下でツララになっています

線路の間にも流水設備があるようで
雪が積もりにくくしているようです

つづく

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2014.02.13 


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