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「塔の沢」駅へ向かいます

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14.05.24.12:24.45.
国道1号から、
箱根登山鉄道「塔の沢」駅への道を辿っています

温泉街の見える階段の道から、
木々に覆われた沢沿いの道へ入っていきます

駅前へ通ずる道とは思えないような山深さです
ちょっとした秘境駅の雰囲気です

「箱根登山鉄道」の駅の中では
最も乗車人員が少ない駅・・・なのだとか
でも、2014年度のデーターでは1年間で16887人
1日当たりだと46人です
秘境駅と言われるほどは少なくないですね

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14.05.24.12:26.07.

国道から分かれ5分ほど坂道を登ると
「塔の沢」駅(標高153m)が見えて来ました

1920年開業の無人駅・・・昔は古い駅舎で、構内にある
踏切で上下ホームの行き来をする構造でしたが、登山電車の
3両化の際、駅構造も改修されて綺麗な駅舎になりました

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14.05.24.12:27.55.
「箱根湯本」行きの登山電車が到着しました
正面に「107」の車体番号・・・1950年製造の最古参です

この編成は2両ですが、1993年に一部が3両化されました。
その際、ホームの延長と共にポイント(分岐機)を移動させる必要が
生じたのですが、この「塔の沢」駅は両側がトンネルに挟まれた場所。

写真に映っている、トンネルの入口を拡げる工事が必要になったのですが、
駅に至る道が狭くて、大型機械を搬入出来ず・・・ほぼ手掘りで行なったそうです

トンネル口の拡張の際、その上部に上下ホームを行き来する
通路も作成・・・駅を俯瞰する事もできるようになりました

更にその上の方へのハイク道も続いています
ちょっとした散策にはお奨めですよ

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14.05.24.12:28.44.
麓から「強羅」行きの登山電車が到着

「箱根登山鉄道」は全線単線ですが、「箱根湯本」から「強羅」までの
全駅と3カ所の信号場全てで、列車の行き違い(交換)が出来る構造です。
その分、運行本数は多いのですが、行き違いのための待ち時間も
結構あって・・・上り(箱根湯本行き)では1駅ごとに5分停車って事も

「強羅」行きの登山電車の正面に「1002」の番号・・・
こちらは1981年製造の若手です
1982年に「ブルーリボン賞」を授与

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14.05.24.12:31.44.
「強羅」行きの登山電車に乗車します

「塔の沢」駅を出て、2つトンネルを抜けると
「出山の鉄橋」(正式には「早川橋梁」)を渡ります
下を流れる「早川」からの高さは43mだそうです

完成は1917年・・・川床から足場を組む難工事
完成までに2年近くかかったそうです

この橋を渡る際は、サービスで徐行運転・・・
紅葉時には一時停車もしてくれるそうです
向かいに見える橋は「金乃竹塔の澤」旅館への吊り橋
(1泊1人30000~50000円の宿
その先のコンクリート壁の下部を国道1号線が通っています

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14.05.24.12:33.43.
「出山の鉄橋」を渡り、左カーブをしたトンネルを
2つ抜けた所で一旦、停車します

向かいには、先ほど渡った「出山の鉄橋」と旅館への吊り橋が・・・
ぐるりと180度カーブしてきた事になります

周囲の山々は然程の標高はありませんが
狭い谷が深山の雰囲気を・・・

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14.05.24.15:58.05.

「出山信号所」(標高222m)です
(復路、撮影)

列車の行き違い施設で乗客の乗降はできません
(下を走る国道1号とは高度差50mの崖・・・
この場所へ至る道なんかありませんし

登山電車はここで方向転換(スイッチバック方式)します。

「箱根登山鉄道」には計3カ所のスイッチバックがありますが
全て湯坂山、浅間山を通る「湯坂路」の斜面にあります。

この「湯坂路」、近畿と関東を結ぶ「足柄道」が平安初期の
富士山噴火で閉鎖され、その迂回路として開かれたそうです

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14.05.24.12:35.28.

「出山信号所」で進行方向が変わります
右に見える線路は、これまで登って来た線路・・・
急勾配なので、みるみるうちに線路が下方へ下がっていきます

信号所では運転士さんと車掌さんの位置も変わります。
以前の2両編成や1両(単行運転)の時は運転室と車掌室の
行き来も短かったのですが、3両編成で3回交代・・・
他の鉄道会社の乗務員さんより運動させられています

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14.05.24.12:41.06.

「大平台」駅(標高337m)に到着です
ここで一旦、途中下車をします

駅名表示板の標高部分が訂正されています
2011年の東日本大震災後、起点の小田原駅周辺で海抜表示がされたのですが、
駅の標高数字と異なるという指摘があり、測量をし直した所、差異が見つかり、
昨年秋から全ての標高表示を修正したばかり・・・
全ての表示板、パンフレット、案内サイトを手直しするのも
かなりの手間だった事でしょう・・・。

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14.05.24.12:47.50.
「強羅」から電車が下ってきました

ホームには10数人、到着を待っています
「大平台」は「箱根十七湯」に選定された温泉地

駅周辺は段丘となっていますが、箱根山の中では
比較的緩やかな地形で、温泉宿や保養所が集まっています

「大平台」と言えば、箱根駅伝でのヘアピンカーブでも有名
(下記地図では大平台駅の北西(左上)にある急カーブ
・・・個人様サイトによる写真はこちら


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つづく
(訪問:2014年5月24日)
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2014.06.04 


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