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その炎天下の中、母がお世話になっている施設へ
「お中元」を手にご挨拶に行ってきました。


認知症の母・・・
昨年の９月から入居して１０か月が過ぎ、
大分、落ち着いてきた様子

ただ、入居している理由は、
父が亡くなり、荷物の整理と家の片付けが済む間って事に

家財やもろもろの物が拡がる状態で・・・
落ち着かないからこちらに・・・と言う事にしたのですが・・・。

その理由は今でも貫き通しています。

でも、本人としては、やはり自宅で生活したい・・・

入居、間もなくは、帰りたい思いが強くて・・・
状況説明が正直、大変でした

施設の方や地元でお世話になったヘルパーさんに相談した所
・・・しばらくは顔を合わせない方が良い
施設での生活が楽しいと思うようにしないと
という事で
昨年中は必要最小限の面会にしていました。

年があけてから、施設での生活にも慣れてきて
一緒に生活される方々とも仲良くなり
強く「帰りたい」という言葉は出なくなりましたが
時折、「ここにまだ居るのか」と聞いてくる事も
・・・そんな時はやはりヒヤヒヤしてしまいます


13.07.07.11:22.57.
施設からの帰り道の空

住み慣れた家に住む事は誰でも望みます

でも・・・
認知症が顕著になってから
母は料理を一切しなくなりました

宅配のお弁当、商店で買う惣菜
鍋とか時々、私が作ったりして・・・

身体が不自由だった父は
母のそんな状況を見て
認知症の方が生活する施設を早く見つけないと、と
ヘルパーさんに相談をしていたそうです

身体が不自由な父も対応できる施設に・・・
出来れば同じところに母も・・・と

でも、それが決まる前に他界しちゃって・・・

ヘルパーさんの助言をいただき、
弟とふたりで色々な施設をあたり
現在の所に決まりました。

母はまだ納得がいかない思いもあるのかもしれないけど
現実的には、この状況を理解してもらうしかありません
・・・多分、内心は判っているのかも

親子関係で考えた時・・・
ある面、私の両親（特に父）は
子供に対して、面倒はかけないようにと
いう思いが強かったのだと、今、思います

亡くなった時・・・
つい、ちょっと前まで一緒に飲んでたのに・・・と
その急変が信じられせんでした

人それぞれ寿命も違うし、適応能力も異なります
全てを理解するつもりは無いけれど


来月、父の１周忌

感謝しながら弔いたいと思います

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