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14.07.26.11:29.47.
宮ヶ瀬ダムは形式的には
「重力式コンクリートダム」に分類されるそうです

コンクリートの重量で水圧に耐える形で
岩盤が固い事が建設条件・・・なのだそうです。
堤の厚さは約８０ｍを越えます（最下端部）

この「宮ヶ瀬ダム」は重力ダムとして、日本第２位の堤高（１５６ｍ）
（１位は新潟・福島県の奥只見ダムの１５７ｍ・・・惜しい！あと１ｍ）

ちなみに世界１位の重力ダムはスイスのグランド・ディクセンスダムの２８５ｍ
ダム全体では現在建設中のタジキスタンのログンダムが３３５ｍ
・・・東京タワーより高いのだとかｂｙＷｉｋｉ


14.07.26.11:34.42.
６階分ほど、降りてきたでしょうか・・・
上部にはこれから降りてくる見学者の姿が
小さく見えます

踊り場ごとにダム関係者の方が立っていて
案内・安全確認をしています
この暑い陽射しの下、日陰が無い所でずっと居るのも大変です


14.07.26.11:35.27.
１０階分降りて、到着のようです
それでも堤高の１/３程、降りただけでしょうか

階段を降りだして７分かかりました
ダム下の広場まではまだ結構な高さがあります


14.07.26.11:35.34.
ダム堤にゲートがあります

ここからダム内部へ入っていきます


14.07.26.11:35.39.
向かいの斜面に「インクライン」のレール？が
真っ直ぐ伸びています

手前の建物は「低位常用洪水吐」・・・２．５ｍ×２．５ｍのゲートがあります。
最大で１秒間に１００ｍ３の放流が可能・・・
小学校の２５ｍプール（容積が３７５ｍ３）が４秒弱で満杯になる勢いだとか


14.07.26.11:35.58.
ダム内へのゲート脇に案内図が掲示されていました

判りづらいですが、現在地は図面上部の丸く（汚れたように）見える所。


14.07.26.11:36.03.
同じく壁面に書かれた記号

ＥＬとは「Ｅｌｅｖａｔｉｏｎ］・・・標高の略だそうです
ＥＬ２３８．５００ですので、この場所は標高２３８．５ｍの高さ
堤上の天端が標高２９０ｍでしたので、階段で５１．５ｍ降りてきた事になります
ここまでで、大体１５階建てのビルに匹敵・・・だそうです

上の地図を見ると、ダム内通路の低い部分は１４２．５ｍの表示が見れます
ここより、更に９６ｍ下るって事になりますね

「水平との角度６３．４３°」はダムの堤の角度だと思います


14.07.26.11:36.07.
これが６３．４３°の斜面・・・
落ちたら、滑るというより落下になるでしょうね


14.07.26.11:36.15.
内部に入っていきます

大きな扇風機が廻っています
通路内の温度を下げるためというより、
換気に使っているのかもしれません

つづく（全１６回）
（訪問：２０１４年７月２６日）

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