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「松本」駅を出て８分、最初の停車駅「塩尻」（標高７１５．８ｍ）に到着です
この間、１３０ｍほど、登ってきています
・・・１分停車の筈なのに、なかなか出発しません

接続する、名古屋からの「ワイドビューしなの１３」号が遅れているので、到着待ち
・・・だそうです

その「しなの」、６分遅れで、離れたホームに到着しました
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「ワイドビューしなの」も「スーパーあずさ」と同じく、振り子式タイプ・・・
最高速度は１３０ｋｍ／ｈ、カーブを最大、本則＋３５ｋｍ／ｈで駆け抜けます
（一般の電車の制限速度が７０ｋｍ／ｈのカーブを、１０５ｋｍ／ｈで通過出来る）

実際に乗車していると、急坂、急カーブ、狭いトンネルの連続を
ブンブン飛ばしてなかなか楽しい鉄道旅です

ただ、「しなの」も「あずさ」も路線が山間地で局地的な大雨や雪等の悪天候や
部分的に単線区間が有り、更に今回のような接続待ちがあって、遅れの発生が多いのがネックですね
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発車待ちの車内・・・
早い時間帯の割には、席が埋まっています

この日、臨時を含めて、１３～１４時台に５本の「スーパーあずさ」
「あずさ」が運転されているのに・・・やはり夏休みシーズンだからなのでしょうか
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「塩尻」駅を３分遅れで発車

ホームを出てすぐに、まずひとつめの分岐・・・名古屋へ向かう中央西線です
名古屋までは「ワイドビューしなの」号で１時間５８分

こちらの「スーパーあずさ」が新宿まで２時間２６分かかるので
時間的には、東京都内の方が遠いです

２０１２年７月「信州小旅行：馬篭の旅」
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更に走ると、２つめの分岐・・・「辰野」駅経由の中央本線（支線）です

塩尻－岡谷を直線で結ぶ「塩嶺トンネル」が出来るまでは、本線だった線路です
昔は新宿からの特急、急行全てがこの辰野経由の線路を走ってきました

それまで岡谷－塩尻は２８kmの線路長でしたが、「塩嶺トンネル」経由の
新線が出来て、１２ｋｍに短縮・・・１６ｋｍも短くなったそうです

今は、１日に１１往復のローカル線、「辰野」駅からは「飯田線」で
愛知県の豊橋まで抜ける事が出来ます（但し、普通電車で６時間以上の乗車）
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長さ５９９４ｍの「塩嶺トンネル」を抜けると「岡谷」の街です

上部を通るのは「長野自動車道」・・・街を見下ろす山の上に
中央道と長野道のジャンクションがあります

正面左手には「八ヶ岳」の山並みが見えています

２０１４年５月「E７形とにわか旅：岡谷へ」
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「岡谷」駅（標高７６６．２ｍ）を発車し、単線の高架線を走ります・・・
ここから「上諏訪」駅の先まで単線区間、中央線のネックになっています

急峻な山間部でも無く、湖沿いの平坦な場所・・・但し、建物がやや混んでいます
噂では、複線化すると停車せずに通過されてしまうという危惧から
用地を提供しないとも言われたりしています

ならば、中央自動車道のコースのように諏訪湖南岸に
移設しちゃうって手も有り得る気がしますが・・・
「塩嶺トンネル」のように道のりも短縮できますしね

右端に諏訪湖が僅かに見えます
中央線は諏訪湖の北岸を走りますが、建物が多く、
諏訪湖を見通せる箇所が殆どありません

正面には「八ヶ岳」（２８９９ｍ）が近づいてきました
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「茅野」駅（標高７９０．３ｍ）を出て、信州と甲州の山境へ向かいます
車窓右側には、南アルプスの山塊が広がります

通過する「富士見駅」は標高９５５．２ｍで中央線で最も標高が高く、
ＪＲの在来線特急が停車する駅で日本一高い駅・・・なのだそうです
「松本」駅から、約４００ｍ近く登ってきた事になります
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塩尻駅付近・・・新宿へ向かう路線は中央本線、名古屋へ向かう路線も中央本線
豊橋方面への路線も中央本線
塩尻から松本へ向かうのは篠ノ井線
（松本駅を通るのは篠ノ井線です）

訪問日：２０１５年７月２５～２６日
つづく（全２７回）
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