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「箱根湯本」駅（右）と商店街に挟まれた国道１号線
仙石原、芦ノ湖方面への下り線（山を登る）は渋滞中

駅構内の「特急ロマンスカーの空席情報」を見ると、
１４：２１（VSE)、１４：４８（EXE)、１５：２０（VSE)、１５：４９（LSE)
・・・と空席が残っていました

迷いましたが、１５：４９発のLSEに・・・。

発車まで１時間半ほどあります
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駅のペデストリアンデッキから、小田原方面を・・・路線バスも渋滞に巻き込まれています
渋滞状況が変わってなければ、「箱根町港」まで３時間かかります
・・・乗車しているお客さん、そんなにかかるとは思ってもいないでしょうね

渋滞に巻き込まれずに近くで廻れる所は無いか考えましたが
やはり「箱根登山鉄道」沿線が確実

お隣の「塔ノ沢」駅周辺は良い雰囲気で候補のひとつ
以前はここから国道を歩いた事もありましたが、今日は道が渋滞だし・・・。

トンネルに挟まれた駅構内で登山電車を撮るのもいいかな・・・と
今回は、電車で向かう事にします
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特急ホームにはVSE（Vault Super Express）が停車中
正面には「戌年」マーク

人気の車両ですが、個人的には椅子が固い気がします
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折り返し、「強羅」行き電車が入線
混み合ったホーム（整列乗車中）で急いで撮ったものだから、ブレちゃった

やってきた電車、人気の高い古参でもなく、最新型でもない
１９８１年製車両でした・・・今年も引きが弱い
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最後尾のロングシートに着席

「箱根湯本」駅（標高９６ｍ）を出るとすぐに、８０‰（パーミル）の急勾配
（‰＝１０００ｍの横移動の間に上がる高さ。この場合、１０００ｍ走ると８０ｍ上下します）
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降りるつもりだった「塔ノ沢」駅（標高１５３ｍ）・・・ですが
冬場の２時過ぎだと、山あいの駅はかなり暗くなっていて・・・。
折り返し地点を、次の「大平台」に変更します

その途中、名所の「早川橋梁」（出川の鉄橋）

ロングシートに着席して、隣がガタイの良い外国人
カメラを向けたくても窮屈で・・・中途半端な角度に

吊り橋の向こう側の崖上に、これから向かう「信号所」が見えています
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トンネルで１８０度カーブして、到着したのが「出山信号所」（標高２２２ｍ）

吊り橋の先に見えるのが、先ほど渡った「早川橋梁」

川からの高さ４３ｍ、現存する日本最古の鉄道橋で
登録有形文化財、近代化産業遺産・・・だそうです

その左下の国道１号をバスがウンウン登っていますね
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スイッチバック式の「出山信号所」
構内にはスプリング式ポイントと電気式ポイントが併設されています

山上から「箱根湯本」行き電車が下りてきました
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やってきたのは、１９９７年製造の２０００系の第３編成
車体色は、姉妹提携している、スイス・レーティッシュ鉄道の「氷河急行」塗装だそうです
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ポイントを渡り、強羅方面の線路に移ります

この先、８０パーミルの急勾配が約１．３ｋｍ続くそう
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「大平台」駅（標高３３７ｍ）に到着します

ここもスイッチバック方式の駅
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１９９３年までは単行運転もあった登山電車も現在は３両編成に。

車体色は小田急ロマンスカーのSE（Super　Express)車と同じデザイン
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訪問日：２０１８年０１月０７日
つづく（全１４回）
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