190105112555a2.jpg190105112555
国内最大のタンク式蒸気機関車、E10形
福島県と山形県の県境、奥羽本線・板谷峠を越えるため
1948年に登場した蒸気機関車

この模型は、その奥羽本線「庭坂機関区」配置時のタイプ

運用開始の翌年に電化されて、九州・肥薩線の矢岳越えに転用されましたが
大型すぎて、D51に置き換えとなり、北陸本線・倶利伽羅越えに転用

しかし、1955年、新倶利伽羅トンネルが開通し、滋賀県・米原機関区に転属

直流-交流の接続区間に存在したデッドセクションで牽引という、
本来の急坂登攀とは異なる寂しい運用で終焉を迎えます

製造車両は僅か5両、運用期間は14年と非常に短く
「悲運の機関車」とも呼ばれました

READ MORE▼

2019.01.11