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日本寺の境内を巡ります
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お寺さんの境内とは思えない光景が続きます

「房州石」の採掘跡で両側が切り立った崖面になっています

「房州石」は建築材として利用されていたのだとか
それが栃木県大谷の「大谷石」が好まれて利用されるようになって
この「房州石」の需要が減っていったそうです

「大谷石」の採掘跡の「大谷資料館」は何度か訪れた所です
こうして新旧(流り・廃れ)の採掘場所を目にすると、感慨深い気持ちになりますね

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崖の高さは30mほどでしょうか・・・
この狭い中で石材を切り出して麓へ下ろすとなると
ほぼ人力で行っていたのかな?

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垂直の壁面には切り出された跡が残っています

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その採掘跡に掘られた「百尺観音」

その名前の通り、約10mの大きさだそうです
完成は昭和41年と、意外と新しい・・・。

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戦争犠牲者と東京湾周辺の陸海空の交通の
犠牲者を供養するために作られたそうです

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この先には「金谷下山口」という管理所があります
「日本寺」に幾つかある出入口のひとつ・・・金谷の町へ至るようです

一旦、分岐まで戻って、岩壁の上に見える「地獄のぞき」に向かいます

また、連続する階段の予感・・・

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採掘が終わってから年月が経過し、植物が成長して
山深い地の遺跡っぽい雰囲気にも感じられます

この後、この「百尺観音」への道の分岐点まで戻り、「地獄のぞき」への道へ・・・
想像通り、階段の連続です

2人が上下できる程度の巾の階段のあちこちで
肩で息をしていたり、呼吸を整えている人が続出

ここは「山」ではなく「お寺さん」と思ったのか、普通の革靴で来ている人も居るし・・・

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「地獄のぞき」が見えてきました

nokogiri02.jpg 青の破線は辿ってきた道、赤の破線はこの記事での行程です

訪問日:2016年10月15日
つづく
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