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広場の片隅にある打放しコンクリートの施設
「地下神殿」への入口です
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5階分くらいの階段でしょうか・・・
見学の応募条件のひとつが「階段約100段を自力で歩行出来る方」になっています

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地下に降り、通路を出ると「地下神殿」が広がります
巾78m、長さ177m、高さ18mの大空間を59本の柱が支えます
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見学コースは排水設備からです
通路が狭くなっていて、この先にポンプの羽根車(インペラ)があります
昨年まで自由参加形式でしたが、羽根車見学が混み合ってしまったため
今回から入場時間を定めて調整する事になったようです
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これが羽根車(インペラ)・・・見学会の目玉のひとつです
直径が約3.7m、重さが35トンだとか

これ1基で毎秒50立方メートルの排水・・・それが4基、設置されています
一般的なユニットバスの容量は0.2立方メートル・・・
なので、この羽根車1基を廻すと、
たった1秒で250世帯のユニットバスを満杯にする能力?

位置的には断面図の中央部「渦巻ポンプ」と記されている場所に設備されています
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その羽根車と地下神殿(調圧水槽)を繋ぐルートにある「管理運転ゲート」
非常時に逆流を防ぐ為、各施設にゲート(水門)が取り付けられているそうです
このゲートは、断面図では、渦巻ポンプの左側に位置しています
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柱の大きさは巾2m、奥行き7m、高さ18m
人が立つと、その大きさが実感できますね
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先の方に見える階段は、立坑に設けられた物
立坑の大きさが窺えます
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見学会時には演奏会も・・・大空間に静かに反響しています

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この調圧水槽の役割は、各河川からトンネルを通ってきた大量の水を
一旦貯める事で水流を弱める事だそうです
ちなみに地下50mを通るトンネルの総延長は6.3kmの長さ
・・・国道16号線の地下を通っているそうです
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調圧水槽に隣接した巨大な「第1立坑」・・・内径30m、深さ70m
この中に、立てた状態のスペースシャトルや自由の女神が
すっぽり入る大きさだそうです
メカニズム図の中央部にある「第1立坑」
ルート上に立坑は全部で5本設けられています
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沢山の柱と天井、更にこの施設上を覆う土は「荷重」の役割も持つそうです
その「荷重」とは、地下水によってこの施設が浮くのを抑えるため・・・
こんな巨大な施設が浮くなんて、地下水って、なんか凄いですね

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照明による影が印象的なシーンを・・・。
天井付近の高さから見ると、人の姿が小さいです
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訪問日:2016年11月12日
つづく(全4回)
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