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千葉都市モノレールの車両の隣に置かれた
小さなディーゼル機関車?

青い塗装が綺麗です。台車や床下機器も錆びが見えない
・・・最近、塗り直しされたのでしょうか?

前に見た、元「銚子電鉄」の車両がかなり傷んでいたようですが
順番に「再整備」をしているのかもしれません

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名称は、「10トン入換動車」
福井県の敦賀市の路線で使用されていたようです

「DB10」とかの形式名が付けられていなかったのでしょうか?

検索してみると、本線走行はなく、構内で貨車の入換等に使用される
「機械」と言う扱いなので、車籍が無い・・・らしいです

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「入換動車」に繋がっているのが「車掌車」
かつて、貨物列車の最後尾に連結されていましたね

それが貨物列車の車掌業務の廃止によって、連結されなくなり
現在、最後尾の貨車に大きな反射板を付けて走っていますね

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4両の車掌車が展示中・・・「ヨ5000形」と「ヨ700形」

カタカナの「ヨ」は、車掌車を意味しますが、
かつて用務車と呼ばれていた名残で「ヨ」が使われているそうです

「ヨ3500」は最高速度75km/hだったのですが、足回りを改造・・・
「ヨ5000」となり、最高速度が85km/hと10km/hほどアップ

高々、10km/hの違いと言っても、長距離貨物列車として
10時間走行したら、100kmの差が出ちゃいますね

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まずは、「ヨ8000」の車内に・・・
1974年から79年の間に1170両製造されたそうです

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車内に入ったのは初めてです

中央部にストーブ、左側はトイレ・・・
「国産2軸車掌車」では初めてトイレが設置されたそうです

貨物列車って、こまめに駅に停まる事は無さそうだし
トイレ無しでの業務は大変そう・・・

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全長7.2mのこじんまりとした車体・・・居室部分は4m弱でしょうか

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折り畳み式テーブルに向かい合わせのシート

通常、ひとり乗務だと思うのですが・・・
座面を伸ばして寝台代わりにしたのでしょうか?

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懐かしい「JNR」マーク入りの灰皿

Japanese National Railways・・・です

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お隣の「ヨ5000」に移ります

「ヨ8000」より60cmほど長い、全長7.83mですが
デッキ部分が幅狭なので、居室部分はかなり広そうです

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ひとりで乗ると、寂しくなりそうな広さです

逆にストーブひとつで暖まるのか、心配になります

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車内中央部に置かれているストーブ

見た目には石炭ストーブっぽいですが、ちゃんんとした石油ストーブ
但し、操作方法がなかなかメンドクサそう

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続いての車掌車は、黄緑色の車体です

1959年に登場した、日本初の「コンテナ専用特急貨物列車」の「たから」号
車掌車も、そのコンテナ色に合わせた塗色に。

ただ、この車両が実際に「たから号」に使用されたかは???です

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この装置は「車掌弁」かな?

「車掌弁」は、非常ブレーキをかけるスイッチです

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「鎧戸」タイプの日除けも懐かしいです

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木製の窓枠と窓の上げ下げに使った「取っ手」

固定窓やフリーストップ式の窓が増えて
見かける機会も少なくなってきましたね

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この車掌車も綺麗に塗装がなされていました

訪問日:2017年11月04日
つづく
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