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1973年の自転車旅行の時の話題は茶色の文字
1996年の軽井沢から徒歩で下った時の話題は緑色の文字
今回の散策の時の話題は、この文字色で綴ります

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13.09.21.09:16.39.
丸山変電所跡

横川駅から約1.7km。信越本線、横川-軽井沢間の電化に伴い、
明治45年に建設された変電所です(発電所ではなく)。交流6600Vを
直流650Vに変換し蓄電池に充電、登り列車の運転時に供給したそうです

1996年の往路で、信越線を利用・・・その頃は荒れ果てた廃墟のような建物でした。
ガラスは割れ、屋根も崩れてて・・・でも、この時、既に重要文化財に指定(1994年)
で、2000~2002年に改修工事が行われて、(表向き)綺麗になりました


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13.09.21.09:18.02.
室内を覗いてみると・・・
巨大な送風機?、右の床にはラックレールを結わえた物がポツンと・・・。
カラーコーンが置かれているところから・・・まだ整備中なのかも。


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13.09.21.09:21.28.
また歩き出します
日陰が無くて・・・汗だく

ここまでもずっと緩い登り坂でしたが、
この先から線路の勾配が更に増しています

写真では判りにくいかもしれませんが
線路上の手前の支柱の先から角度が変わっています

国内でも有数の急勾配、66.7パーミル区間です
(1000m走る間に66.7m上昇する)

この急勾配を通過する全ての列車に「横軽対策」という、
装置追加、車体強化対策を行った上、
2両の補助機関車を連結しないと運行出来ない難所。

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13.09.21.09:24.19.
下を流れるのは霧積川

この川を遡っていくと、森村誠一氏の小説「人間の証明」の
舞台になった、霧積ダムや霧積温泉に至ります

「人間の証明」自体は、そう深く感動した映画ではなかったけど
出演者はスゴイですね。それに、何より、音楽がとても印象的。
ジョー中山さんが亡くなったと聞いた時、結構、ショックでした


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13.09.21.09:28.34.
(後ろを見ると)随分、登ってきました

平に見えるけど、ずっ~~と登ってます
奥に見えるクランクより先が平に見えますが
実際は登り坂でした・・・勾配が増しています

なぜか、左側の線路(登り用)の方が勾配はキツくなっています

それにしても、人が居ない・・・
一応、注意しながらの歩きです


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13.09.21.09:30:14.
「峠の湯」に到着

横川のスタートから2.6km。50分弱かかりました・・・
案内板を見ると、横川駅まで40分

結構、早足で歩いたつもりだったのだけど・・・
碓氷関所、丸山変電所の見学が余計だったかな?

あ、多分、下りと上りではコースタイムは違う筈
・・・と納得しよう

つづく


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2013.10.01 


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