サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
1200×900サイズの写真が別に表示されます
文章内、
〇〇は別写真等にリンクさせています

「Turtle再び」のトップ記事はこちら


180609134753a2.jpg
180609134753
「キョロロの森」の見学を終えて、集合
青空が広がっています

「展望台」往復で汗をかき、
着ていた薄手のセーターは駐車しているバスに置いてきました

美人林の中には虫が多いと言われていたのですが
いざとなれば、北越急行準備の防虫スプレーのお世話になるしか・・・

180609135245a2.jpg 180609135245
という、北越急行の添乗員さんたちも皆、半袖だし

マイクを持った〇〇さん(北越急行営業企画課長さん)
前回のTurtle旅でもご一緒でした

180609135454a2.jpg
180609135454
ここからは更におふたりの解説員さんが同行

3班に分かれて、「美人林」に入るようです

180609140251a2.jpg
180609140251
「キョロロの森」から、杉林に入ります

これらの杉は、ブナを伐採した後、植林されたものだそうです

180609141423a2.jpg
180609141423
「美人林」の命名の由来は、
ブナの幹の太さや高さが揃っていて、林の中がとても綺麗な場所だと
材木商に言うと、その材木商・・・
「確かに綺麗だ。人に例えれば美人の頃だ」と応えたそうです

これが「美人林」の呼び名の始まりだそうです

180609141742a2.jpg
180609141742
「美人林」の入り口

僅かな距離なのにここまで15分もかかりました

解説員さんが、頻繁に立ち止まって、周囲の草木を熱心に説明

散策時間は、1時間しかないのに

180609142348a2.jpg
180609142348
ブナの特徴のひとつ・・・根が広がる事なのだとか

このお陰で周囲の土をがっちりと掴み、大雨等でも土が流されず
地滑りや崖崩れの災害を引き起こしにくいそうです

180609142702a2.jpg
180609142702
陽射しが入り、樹木が照らされると、確かに綺麗です

180609143107a2.jpg

180609143107
幹についている「節」のようなもの・・・カミキリムシが開けた穴だそうです

180609143451a2.jpg
180609143451
日が陰ってくると・・・
この池は美人林の好撮影地なのだそうですが、どうにもこうにも

180609143828a2.jpg
180609143828
幹に付いた縦のライン・・・樹木の頂上からの水路

雨が降ると、上を向く枝葉を伝って、雨水が集まり、
最後はこの幹を通って、根元に流れてくるそうです

180609144359a2.jpg
180609144359
出ているのは、ブナの若木・・・でも、殆どが枯れてしまうそうです

それは、陽射しが地面まで届かないため・・・。
ただ、逆に樹木間の間隔が広い箇所では陽射しが差し込み、成長するのだとか。

密集しないように、自然の間引きのようですね

180609144650a2.jpg
180609144650
伐採されたブナに残された穴・・・カミキリムシが通った跡

幼虫時代は木の中を食べながら進んでいくそうです

180609145026a2.jpg
180609145026
この「美人林」の訪問者数は、有名な「白神山地」より多い、年間10万人

その人たちにより、地面が踏み固められると生育に悪影響を及ぼすので
クッション代わりに他の地域から落ち葉を集めて、蒔いたそうです

ですが、その落ち葉は堆肥になる事なく、そのまま残ってしまったのだとか。

水分、陽射し、落ち葉の量・・・それぞれの微妙なバランスで存在しているようです
(現在、踏み固められた場所にはチップを蒔いているそうです)

180609145145a2.jpg
180609145145
視界を遮る、低木が無いので、風通しも見通しもよくなっています

180609145643a2.jpg
180609145643
斜面に空いた穴は野ねずみの住み処

180609145851a2.jpg
180609145851
「美人林」の入り口にあった柵・・・金属製の鳥が留まっているのが珍しいですね

実は訪問先のブログ記事でも、似たような柵を発見
「カタばみ」さまのブログ、「思いつくままに、すらすらと」
記事はこちら

富山県、鹿児島県にもあり、今回、新潟県にも存在が判明

180609150311a2.jpg
180609150311
最後は、やはりと言うべきか、はしょりながら「キョロロの森」に戻ってきました

でも、もし個人的に訪れていたら、ただ見て廻るだけ・・・。
解説員さんからの様々な情報は、「美人林」への興味を高めてくれました

bijinbayashi.jpg ただ、私個人ではなかなか訪問が難しい地

最初で最後の「美人林」訪問かもしれません

訪問日:2018年06月09日
つづく(全15回)
関連記事

2018.06.25 


Secret