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E10形」蒸気機関車が走った奥羽本線の「板谷峠」

1949年の直流電化で「E10」を九州に追いやった後、
1968年に交流に切り替え
その際に投入された、交流電気機関車です

「板谷峠」は、大出力エンジンを搭載したディーゼル特急「つばさ」でも
オーバーヒートを起こし、この「EF71」を補機として連結して、峠を上下した難所


当初は、その補機として「福島-米沢」間の運用でしたが
後には「福島-山形」間を直通する運用も組まれたそうです

製造:1968-1973年、製造数:15両
(模型は購入時の姿でプレート等未装着の状態です)

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勾配用機関車として、ブレーキ関連の機能を複数装備

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通常、前パンタは降ろしていますが、冬期の架線凍結対策として
上昇出来る構造に・・・。

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1990年に始まった「山形新幹線」建設工事により、次第に運用が減少
1991年8月に奥羽本線での運用が終了

「E10形」蒸気機関車も短命でしたが、この「EF71」交流電気機関車も
特殊な設計のため、他線区への転用が難しく、1993年に全車が除籍、形式消滅。

宮城県にある「新幹線総合車両センター」に「EF71-1」のみが静態保存中。

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「上野-秋田」間を走った、キハ181系の特急「つばさ」

板谷峠越えでは、こんな感じだったのでしょうか・・・。

その:E10形
その:伊豆急100形

この後も、不定期で更新します

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2019.01.24 


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