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「DD54」形ディーゼル機関車

1966年から1971年の間に40両製造
しかし、製造から10年足らずの1976年10月から廃車が始まり、1978年、形式消滅

模型は「中期型」と呼ばれるタイプで、3次車(9~24号機)に当たるそうです
スノウプロウ(除雪板)装備、車体に分割線(4分割された車体の溶接箇所)有り

(模型は購入時の姿でプレート等未装着の状態です)
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京都・福知山、鳥取・米子に配置されて、山陰本線、播但線、福知山線の
SL牽引の列車に運用・・・SLと置き換え、無煙化が進みました

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西ドイツ製エンジン等のライセンス供与を受け、
ヨーロッパ風の外観も注目を集めました

中学生時代の初めてのひとり旅で、「鳥取」まで寝台特急「出雲」に乗車

京都駅から、鳥取駅まで、この「DD54」が牽引・・・
しかし乗車した寝台車両が最後尾で、機関車を間近で見る事は出来ず仕舞い。

興奮していたのか寝付けずに、最後尾の窓から過ぎ去るレールを眺めてました

車掌さんから声をかけられ、余部鉄橋通過を教えてもらって・・・
暗闇の中の鉄橋通過も経験出来ました。

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スタイリストのDD54でしたが、故障に泣かされた上、
ライセンス供与方式で修理にも困難さがつきまとったのが、
10年たらずで全車廃車となってしまった要因のようです

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車軸(車輪の構成)は、前後に2軸の動力台車、
中央に1軸の中間台車という独特の組み合わせ

軸数を増やす事で70トンの重量を分散して、亜幹線への入線可に。
(亜幹線:幹線だと50kg(1m当たり)のレールが敷設されますが、
亜幹線だと37kgレール等が敷設されて、その分、耐過重も低くなったりします)

現在、「DD54-33」号機、1両のみが「京都鉄道博物館」で保存展示
・・・それ以外、39両は廃車後、全て解体

今から50年以上も前の登場ですが、全く古臭さを感じさせないデザインと塗色
このスタイリングを最新式の機関車で復活して欲しい・・・です

その:EF57形
その:名鉄キハ8500系
その:EF71形
その:E10形
その:伊豆急100形

この後も、不定期で更新します
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2019.02.10 


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