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「EF63」形直流電気機関車

製造は、1962年~1976年にかけて25両
内21両が1969年までに製造
1997年、引退

信越本線「横川」駅(群馬県)と「軽井沢」駅(長野県)の
「碓氷峠」での補助専用の機関車です

それぞれの駅で2両単位(重連)で、横川側(麓側)に連結・解結作業
碓氷峠を通過する全列車に連結されました

連結・解結作業で、停車時間が長かった「横川」駅で
販売された「峠の釜めし」が人気となりましたね

1997年、北陸新幹線(当時、長野行新幹線)の「長野」まで開業に伴い、
「横川-軽井沢」の在来線区間が廃止

10両が、そのままの姿で静態・動態保存中

模型は購入時の姿、パーツは未取付状態です

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新幹線開業前、信越本線で長野県を訪れる際、
特異な姿の「妙義山」を眺めつつ、間もなく「横川」駅で停車

独特のブロワ音(モーター冷却の電動送風機の音)を響かせながら、列車最後尾に連結

横川駅を出発すると、正面に見える山並みを避けるように右カーブ
国道18号旧道(中山道)同様、北西向きに峠に入っていきます

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「横川」駅では、「峠の釜めし」と「お茶」を買うのが定番

その、昔ながらのお茶を窓脇に置いておくと、器の形に平行だったお茶の湯面が
次第に斜め向きに変化・・・急坂が実感できるシーンでした

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子供の頃は、急行「信州」や「志賀」、そして特急「あさま」や「白山」で何度か峠を行き来

また、自転車旅行(1973年)で碓氷峠(18号旧道)をエッチラオッチラ上ったり、
廃止直前の1996年には、逆に軽井沢駅から横川駅まで歩いて下る
・・・なんて事もやったりして、馴染みのある区間です

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廃止後の2013年には、散策ルートとして整備された
「横川-熊ノ平」を訪れました

その際、「霧積湖」にも寄り道・・・途中道で、樹木に覆われた「信越本線」の線路に遭遇

また、その辺りが、EF63機関車2両が廃車となった
脱線転覆(下り坂を暴走)現場だった事を知った散策となりました
(当時の現場写真→個人様のサイト

2015年には、巾着田の曼珠沙華を見に行ったついでに、横川まで足を伸ばし
「峠の釜めし」を食べて・・・「麻苧(あさお)の滝」見学に。

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モデルとなった「EF63-18」は「碓氷峠鉄道文化むら」で保存
「EF63-19」は「長野総合車両センターで保存されているそうです。

その12:キハ181系

その11:名鉄キハ8000系
その10:キハ85系
その
:西武E851形

その:北越急行HK100形
その:キハ183系500番台
その:DD54形
その:EF57形
その:名鉄キハ8500系
その:EF71形
その:E10形
その:伊豆急100形


この後も、不定期で更新します/
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2019.03.27 


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