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国鉄「583」系交直両用特急型寝台電車

1967、68年に登場した関西-九州間の「581」系の活動範囲を広げるべく
1968~1972年に登場

西日本の交流60ヘルツ仕様の581系に対し、
東日本の50ヘルツでも運行可能にし、耐寒耐雪装備を施した系列です

昼間はボックスシート、夜間は3段寝台、最高速度は120km/h
2017年4月引退

模型は、クハ583-17
2018年4月現在で、唯一、車籍が残っているそうです

噂では秋田に居るとか、居ないとか・・・
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それまでの寝台客車は夜間に走行し、昼間は車庫で昼寝・・・
当時は夜行寝台が数多く走っていたため、車庫スペースの確保も問題になっていました

その昼寝時間も酷使有効活用、更に電車化で機関車の付け替えも不要に。
運転速度も格段にアップ

また、それまでの客車寝台と比べ、ベッド幅が大幅に拡大

ブルトレ20系時代の「はやぶさ」、「みずほ」では52cm幅のベッドに
父と互い違いに寝た記憶(小学生低学年だったか幼稚園だったかの頃)

3段寝台は当然だった時代なので、寝台の上下の隙間が狭いのは至極当然でしたが、
寝返りが打てる(下段:106cm、中・上段:70cm)のは素晴らしい変化でした

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側窓の上にある、小さな小窓
一番上が、寝台上段、その下が中段用の横開き式の窓です

外観上は小さいですが、ベッドで横になりながら開くと想像以上に広かった
横になりながら、車窓を見るのも楽しかった記憶が有ります

581系登場時、寝台は高評価な一方、座席特急としては不評もありました

座席の向きを変更できる回転クロスシートが一般的な中、向い合せのボックスシート
見知らぬ同士が座ると、確かに面倒くさい面もあるかもしれませんが・・・
天井が高くて、開放感があって、私は好きでした

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腰部の前照灯の上にある、タイフォン(汽笛)がシャッター式なのも冬装備
(581系では、排水口のように隙間が開いたタイプ)

今は見慣れた、ボンネット無しの姿もこの581(583)系が最初でした

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583系の初乗車は、高校修学旅行での「みちのく」
常磐線経由の昼行特急でした

帰りに「はくつる」で電車寝台を体験

その後、大学時代のサークル旅(4人)でも「みちのく」で青森、そして青函連絡船で函館へ
帰りも夜行青函連絡船から、「青森」駅を早朝発の「はつかり」に乗車
共にボックス席での乗車でした

乗車経験が全てグループ単位だったので、
却ってボックス席が良い印象になったのかもしれません

その17:北越急行683系8000番台
その
16:383系
その
15:東武1700系
その
14:京王5000系
その
13:EF63形
その
12:キハ181系
その
11:名鉄キハ8000系
その10:キハ85系
その
:西武E851形

その
:北越急行HK100形
その
:キハ183系500番台
その
:DD54形
その
:EF57形
その
:名鉄キハ8500系
その
:EF71形
:E10形
その
:伊豆急100形

この後も、不定期で更新します
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2019.06.09 


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