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いよいよ、福島県と山形県の県境に連なる奥羽山脈、「板谷峠」越えの開始です

山形県へは2017年2月、蔵王に樹氷を見に行った際、訪れましたが
その時は郡山駅からバス利用でした

鉄道利用は・・・確か、高校生の頃、地元の友人と蔵王へスキーに行った時。
特急「やまばと」の利用だったと思います

その時、峠に向けてどんどん高度を上げて行きながら車窓から見えた、
福島盆地の景色にすごく感動・・・再び、乗りたいと思っていたのですが
実現までにウン十年もかかってしまいました

今回、その景色を見るために、右側の窓側座席を指定しました

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勾配を上って行きます

「福島」駅の標高が約70m、県境を越えた「峠」駅の標高が622m
約550mの標高差です

長野県の篠ノ井線、篠ノ井~姨捨もそうですが、
次第に高度を上げて行く車窓はワクワクします

でも、所々で福島盆地を見通せるのですが、草木が視界を遮る方が多いです

前に見たのが、雪の季節で落葉していたから、見渡せたのでしょうか?
それとも、ウン十年の間に、木々が成長して、視界を遮るようになったのか・・・?

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鉄道雑誌で見覚えのある橋・・・「松橋j橋梁」と言うそうです

単線の橋になっていますが、乗車している「つばさ」が渡っているのが3代目

目の前に見えるのが4代目、そして右にある橋脚部分は2代目、だそうです

その2代目橋脚に架かっていた「トラス」部分は
先日、乗車した秩父鉄道の「横瀬川橋梁」に転用されたとか・・・

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突然、出てきた、東京行き「つばさ124」号

咄嗟に撮ったのですが、スピードが速くて追いつきません

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ログハウス風の駅舎の「板谷」駅

この「板谷」駅、次の「峠」駅、「大沢」駅は豪雪地帯なので
スノーシェルターに覆われています

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トンネル入口に、「板谷峠」との表示

このトンネルのやや北側に「板谷峠」(737m)があります

ところで、別のトンネルにもあったのですが、入口上部にある羽みたいな物はなんでしょう???

調べてみたら・・・「雪庇(せっぴ)防止板」なのだそうです

抗口に積もった雪が風下側に向かって大きくなり、
ひさし状の雪庇となるのを防ぐそうです

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駅を通過

僅かに映った駅名標から「峠」だと判ります
(速度が速くて、ブレブレ写真ばかり・・・

この界隈を訪れて、駅に降りてみたい思いはあるのですが・・・「峠」駅の土・休日時刻表

下り「山形」方面は、7時44分、8時35分、13時20分、16時33分、19時35分、21時38分
上り「福島」方面は、7時35分、8時24分、13時25分、18時01分、19時00分、20時58分

1日6往復である上、昼間帯はかなりの空白
ならばと、下りと上りを組み合わせようとすると、こちらは短い時間帯に接近しています

30分ほどの滞在を狙いたいけど、ムズい

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板谷峠にかかると、上空には黒い雲が広がり
今にも降ってきそうな雰囲気

山形県内陸の盆地地帯のお天気は良くないのでしょうか・・・

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なんて、思っていたら

峠を下るに連れ、青空が広がってきました

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「第二羽黒川」橋梁

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民家が増えてきました

間もなく「米沢」駅でしょうか

2019082404a2.jpg 蔵王バスツアーの際は、「東北中央自動車道」が未開通で
「東・西栗子トンネル」を通りました

撮影日:2019年08月24~25日
つづく
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