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羽越本線「あつみ温泉」駅に停車中

新潟駅と秋田駅は乗降した経験がありましたが、
どちらも上越新幹線、秋田新幹線での往復

この「羽越本線」は人生初乗車でした

でも、この「あつみ」は聞き覚えがある名称です

幼稚園や小学校時代、近所の男の子といつも遊んでいました

栄ちゃん(本名は加瀬栄一クンだったかも)と言って、同じくらいの年頃

暑い頃、遊びに行くと、出してもらう「麦茶」が甘くて美味しいのが記憶に残ってます
(当時、麦茶にお砂糖を溶かすのってよくあったのです)

お家にはマイカー(日野ルノー)があったのでお金持ちだったかも。

その子が夏休みとかに、田舎へ帰るのですが、それが「あつみ」
当時の駅名はひらがなではなく、「温海」駅

子供なりに場所を調べると、山形県の方
私の母の田舎が宮城県だったので、お隣同士ですが、
日本海側って随分、遠い印象でした

その「栄ちゃん」は小学校低学年の頃に転校

特に「さよなら」をする事無く、居なくなってしまいました

お父さんの仕事関連で引っ越したとかでしたが・・・
ちらっと聞いた大人の話では、会社がうまくいかなくなって、と。

もしかしたら、この「温海」に帰っていったのかも・・・
もしかして、この街に住んでいるのかな?

なんて事を思いながら、車窓に広がる「温海」の街の様子を見ていました

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「温海川」

どんよりした空が寂しい事を思い出させたのかも・・・

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「小岩川」駅?を通過する際

屋根にブルーシートをかけた家の姿が・・・。

豪雨、台風被害かな?と思ったのですが、帰郷してから調べてみると

2019年6月18日に発生した「山形県沖地震」による被害のようです

地震の強さはマグニチュード6.7、震度は山形県鶴岡市で6強

東日本大震災で都内では5強だったから、それよりも激しい揺れ

特に、この「小岩川」駅ではホームが傾斜・損傷し、羽越本線開通後も
通過する処置が取られたそうです

傾斜は、例えば、車椅子の方がホームに降りると、介助者が居ないと
車椅子ごと、線路に転がり落ちるレベル・・・だったそうです

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地震発生から2ヶ月以上経過しているのですが、
屋根の復旧はいまだ、というお家が多いですね

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シートを沢山の石?で押さえています

海に面した地域では、海からの強風がまともに当たる事も多く
ブルーシートを押さえておくのも大変な事でしょうね

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「鼠ヶ関」の駅を過ぎて、再び海岸沿いに走ります

「鼠ヶ関」駅は、羽越本線の山形県最南の駅

この国道7号がオーバークロスする所は、すでに新潟県
新潟県在住の友人曰く、他所から高速道を走ってると、新潟に入ってからが遠い・・・と。

ちなみに山形県県境の海岸と富山県県境の海岸を、直線で結ぶと、約243kmの距離

県境の駅、「鼠ヶ関」と「市振」は328.8km
東海道新幹線だと「東京駅」から愛知県「三河安城」の336.3kmに匹敵します

ずっと続いてた曇り空が切れて、南の方向には青空が広がっています

やっと、雲の切れ目に到達・・・ここからの車窓に期待、です

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砂浜が広がる海岸線です

沖合の雲が、海にまで降りているように見えます

もしかしたら、ゲリラ豪雨かもしれません

その先にうっすらと島影・・・新潟県の島というと「佐渡島」を思い出しますが
ちょっと小さいような・・・

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雲の合間から陽射しが海に落ちています

あの島は、もしかしたら「粟島」でしょうか?

2019082415a2.jpg 地図で調べると、「粟島」は「鼠ヶ関」駅を過ぎると、ほぼ西の方角にあります

車窓に見える、島影は「粟島」に間違いなさそうです

撮影日:2019年08月24~25日
つづく
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