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小雨が降る中、バスは甲州街道最大の難関と言われた笹子峠・・・
その下を貫く「笹子トンネル」に入ります

「峠」自体は、標高1096mと国内の他の峠と大差はありませんが
これまで何度も通過してて実感していたのが、お天気です

こちら(東側)が曇っていても(大抵、このケース)、
トンネルを抜けると青空、という事が何度もありました

峠と連なる山並み・・・北は「大菩薩嶺」(2057m)、南は「御坂山」(1596m)に続く
1400m前後の尾根に雲が遮られてしまうのでしょうか

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トンネル内でも、勾配が続いています

下り線の長さは4717m・・・上り線の方が若干、長いそうです

天井崩落の大惨事が発生したのは、上り線

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出口が見えてきました

明るい、と言うより、眩しい感じです

期待出来そう

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トンネル入口では、ドンヨリ小雨だったのが・・・
トンネルを抜けると、陽射しが差しています

正面右の「棚山」(1171m)から続く尾根が下がった麓に
石和温泉や甲府の市街地が広がります

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中央道は、甲府の市街地を避けるように南へ迂回します

そのカーブの入口にある「釈迦堂PA」で最初の休憩です
・・・「新宿」を出発して、1時間20分(順調なのかな?)

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5分後、「池袋」始発の2号車が到着

今回は、「新宿」始発の1号車は29名、2号車は31名の計60名のツアーだそうです

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笛吹市を走行・・・チラッと「桃の里」の看板が見えました
傾斜地の植えられているのは、桃の木なのかも。

遠くに見える山を越えた所には「河口湖」が広がっている筈ですが・・・。

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甲府市街地の南側を迂回したルートの最南端付近、「荒川」を渡ります

幅狭の小川に見えますが、この荒川の水源は長野県との県境・国師岳(2592m)
中流では、景勝地「昇仙峡」を流れてきます

遠くの山の向こう側には、富士五湖のひとつ「本栖湖」がある筈(です)

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方角はほぼ北を向いています

正面奥に、鞍部が広がった山並みが見えます・・・一瞬、「八ヶ岳」?
と、思いましたが、何度も騙されたので・・・

多分、あれは「ニセ八」こと、「茅ヶ岳」(1704m)のような・・・。

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今度は、甲府盆地の周縁部へ上って行きます
「韮崎」付近を走行中

右に上がっていく山並みは、「鳳凰三山」、「甲斐駒ヶ岳」と繋がるのだと思いますが
上部は厚い雲に覆われています

今回は見る事が出来ないかな・・・残念

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車窓には、崖で遮られた台地が続きます

「七里岩」と呼ばれる台地です
八ヶ岳の山体崩壊による岩屑雪崩によって出来た台地を
釜無川と東川の流れが浸食・・・この段差が生じました

「韮崎」の地名は、この台地がニラの葉に似てて、
その葉先に位置していた事から命名されたとか・・・。

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「茅ヶ岳」の山麓を過ぎ、北西方向へ・・・。

先の方に巨大な山塊が見えてきます

今度こそ、「八ヶ岳」でしょう

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撮影日:2019年10月06日
つづく
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2019.10.14 


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