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先頭車に「貫通式」と「非貫通式」のタイプがある車両は
幾つかありますが、「簡易運転台」付きの特急電車は珍しいでしょうか

国鉄(JR)だと、過去、サロ152(165)に運転台がありましたが
形式名は、サロのまま・・・運転台は営業用では無く回送用と解釈されるべきでしょうね

この「E257」シリーズでは「クモハ」と、運転台付き車両の「ク」の記号が付されています
実際の運転の有無は判りませんが、営業路線を走る事は可能だったようです
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JR東日本「E257系」直流特急型電車

製造開始は2001年、製造数は249両
最高運転速度は130km/h

特急「あずさ」、「かいじ」として
中央本線、篠ノ井線、大糸線を活躍の場としてきました

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非貫通構造の「クハE257」・・・貫通タイプは「クハE257-100」

見た目、「カッコいい」とかは当てはまり難いのですが・・・
乗ってて、悪い印象はありません

前照灯はシールドビームと、313系でも出てきた「ディスチャージヘッドランプ」
(器具名で掲出しましたが、実際に他の灯りとの違い、よく知りません

同系列の500番台は房総特急に使用されていますが
塗装の違いもあり、イメージがかなり異なります

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車体の模様は「武田菱」

甲斐、諏訪、佐久、信濃、駿河、美濃、三河、飛騨等々まで勢力を広げた
武田信玄公、その甲州武田家の家紋です

その家紋を象った模様が、車両ごとに配色を異なって配置されています

この「菱」は座席モケットにも使用されています

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空調装置は低重心化のため、床下設置となり、屋根上はすっきりしています

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ドア脇の「菱」柄には形式、号車、禁煙マーク、そして風景のイラストを配置

側窓も大きくて、明るい車内でした
中央線だと「スーパーあずさ」がメインで、「あずさ」や「かいじ」はサブ的なイメージですが
山岳や花等々、沿線の車窓を充分、楽しめる車両だったと思います

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「E257」0番台の乗車機会・・・「特急」の中で、個人的に多い部類に入ります

トータルだと、東海道新幹線が最多だと思いますが
ここ5年ほどの間だと、この「E257」は「ひたち」と競いながら、ベスト3に入るかも

中央線利用の頻度の多さを表しています

急曲線や勾配区間ばかりの「中央本線」で
速達タイプの「スーパーあずさ」に比べ、停車駅も多く
先達のE351系の「振り子機能」も無かったのですが、負けずに俊足ぶりを発揮

登山家、ハイカー、観光客、ビジネス客を細かく集めながらの活躍

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製造初年が2001年と、まだ新しいのですが
今年2019年をもって、中央本線から撤退

リニューアル後、東海道線特急「踊り子」に使用されますが
一部(付属編成)は未定のようです

車窓に広がる日本アルプスの世界から
真っ青な太平洋を望む路線へ・・・。

ただ、海に面した路線、塩害の影響を被らなければいいのですが・・・

その31EF64形1000番台
その30:169系
その29:313系3000番台
その
28:371系
その
27:小田急2300形
その
26:会津鉄道キハ8500形
その
25:157系
その24:483系
その23:キハ57形
その22:小田急3000形
その21:E351系
その20:小田急9000形
その19:6050系
その18:583系
その17:北越急行683系8000番台
その
16:383系
その
15:東武1700系
その
14:京王5000系
その
13:EF63形
その
12:キハ181系
その
11:名鉄キハ8000系
その10:キハ85系
その
:西武E851形

その
:北越急行HK100形
その
:キハ183系500番台
その
:DD54形
その
:EF57形
その
:名鉄キハ8500系
その
:EF71形
:E10形
その
:伊豆急100形


この後も、不定期で更新します/
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2019.12.07 


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