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腹巻のような「金太郎塗装」は、
小田急の特急ロマンスカー「3000」系がモデルです
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2013年、勤務先での旅行時
「箱根登山鉄道」の車両の特徴の一つが、連結器の下の箱
この中には水が入っていて、急カーブで散水します
車輪と擦れてレールが摩耗するのを防いでいます
その使用水量は、片道で70リットル前後・・・一番デカいゴミ袋一杯分
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「箱根登山鉄道」の最急勾配は80‰
1000m走る間に、80mの高さに上る、急勾配です
「モハ2形」の全長は14.66m、その同じ車両の中で
計算上、最前部と最後部で1.172mの高低差がつくことになります
この写真では、幾分か、傾けてみましたが・・・まだ足りなかったようです
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急勾配路線で大事なのがブレーキ
台車の車輪と車輪の間・・・レールに並行に近接したパーツ
「レール圧着ブレーキ」です
台車からブレーキシューを押し出して、接点の乏しい車輪とは異なり、
面の摩擦力を利用して、止める役割のブレーキ。
当初、他の車両では電磁石の力を利用した「電磁吸着ブレーキ」を採用していましたが
問題があり、この方式に移行した経緯があるそうです
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単行(1両)だと、可愛らしく見えます
屋根上に連なっているのは、空調装置ではありません、抵抗器です
抵抗器は、走行する時や下り坂での発電ブレーキで使用します
一般的な電車では床下に吊るしていますが、登山電車では
長い下り坂で、常に発電ブレーキを使用し、大量の発熱があるため
屋根の上に置いて、風通しを良くし、冷却しているそうです
ちなみにこの車両にクーラーは付いていません
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両運転台、乗降ドアはステップ付き
ドア間と運転台近くの窓サイズが異なっていますが、
運転台近くはロングシート
ドア間はクロスシートで、席ごとに窓1枚になっています
向かい合わせのボックスに2枚の窓です
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現在、「モハ2」形を繋いだ2両編成と
2両編成の「モハ1」形に、単行の「モハ2」形を連結した、3両編成で運用したり、だそうです
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2014年5月、「宮ノ下」駅に到着する「モハ2」形
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「宮ノ下~大平台」間
「箱根登山鉄道」の最急カーブは、半径30m
この写真のカーブが該当するか判りませんが、このカーブでも
3両編成の前2両の車体が見えます
現状での運転再開は2020年7月下旬だそうです
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その46:E6系
その45:W7系
その44:500系
その43:近鉄12200系
その42:キハ85系
その41:451系
その40:小田急3000形(SE車)
その39:651系
その38:西武30000系
その37:E657系
その36:ED75形700番台
その35:近鉄10100系
その34:東急デハ200形
その33:E353系
その32:257系0番台
その31:EF64形1000番台
その30:169系
その29:313系3000番台
その28:371系
その27:小田急2300形
その26:会津鉄道キハ8500形
その25:157系
その24:483系
その23:キハ57形
その22:小田急3000形(SSE車)
その21:E351系
その20:小田急9000形
その19:6050系
その18:583系
その17:北越急行683系8000番台
その16:383系
その15:東武1700系
その14:京王5000系
その13:EF63形
その12:キハ181系
その11:名鉄キハ8000系
その10:キハ85系
その9:西武E851形
その8:北越急行HK100形
その7:キハ183系500番台
その6:DD54形
その5:EF57形
その4:名鉄キハ8500系
その3:EF71形
その2:E10形
その1:伊豆急100形
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この後も、不定期で更新します

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