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韮崎駅で途中下車をします

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13.11.30.15:13.35.
15:08、「韮崎(にらさき)駅」に到着(標高355m)

小淵沢駅から530mほど下ってきました
甲府寄りのホーム先端から
富士山が真っ正面に見えます

ここは以前、一本桜を見に訪れた事があります
その時、初めて降り立ったのですが、
ホームから富士山、八ヶ岳、南アルプスが望める事に感動

通るのなら、是非、もう一度・・・と
途中下車する事にしていました


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13.11.30.15:15.58.
ホームから西を見ると南アルプス、
「鳳凰三山」の地蔵岳が・・・。
(日本百名山に選定)

地蔵岳2764m、観音岳2840m、薬師岳2780mの
3山を総称して「鳳凰三山」と言われているそうです

地蔵岳の特徴は、頂上の巨大な尖塔(上でも見えてる正面左のポッチ)
この尖塔はオベリスク(地蔵仏)と言われ、鳥のくちばし状の形から
「鳳凰」の名称の由来になったとも言われているそうです
地蔵岳頂上の尖塔のフリーフォト

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13.11.30.15:20.33.
韮崎駅のホームは緩くカーブをしながら、
勾配があります(甲府駅に向かって下り坂)

カーブしているお陰で、松本寄りの
ホーム先端からも富士山が望めます

ただ、このホーム、やたらと長い・・・
長さが322mもあるそうです
普通の電車なら16両、新幹線だと12両が
停車できる長さ
ホーム端を往復するだけで644m歩く・・・

韮崎駅は元々はスイッチバック方式の駅で、
ホームは平坦な位置に、本線はその脇の勾配を登る形・・・
しかしスイッチバック方式が廃止となり、勾配区間の
本線にホームが設けられ、現在の姿になったそうです

韮崎駅に停車した松本方面への電車が出発する時は
車で言う「坂道発進」状況
馬力もいるし、大変そう・・・


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13.11.30.15:25.51.
駅前広場に出ると、すっきりとした
富士山が望めます

「韮崎」の地名は、昔、八ヶ岳が噴火して
溶岩が流れてきて、その先が冷えて固まり・・・
その先端が「韮の葉」のようで、韮崎となったそうです


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13.11.30.15:27.35.
そして、駅前広場の「球児の像」のバックにも
富士山が

「韮崎」と言えばサッカーが盛んな事でも有名

この像は昭和50年、韮崎で開催されたインターハイで
韮崎高校サッカー部が全国制覇を果たした事から
翌年、建立されたそうです。

韮崎高校サッカー部と言えば、中田英寿選手の出身校。
現役Jリーグ選手も輩出しています


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13.11.30.15:32.37.
駅ホームから見えるほぼ垂直な丘(崖?)に
そびえるのが「平和観音」
関東三観音のひとつだそうです

この観音像が建っているのが「七里岩(しちりいわ)」台地。
七里岩の長さは30km・・・約七里ある事から命名されたとか

七里岩を上空から見ると「韮の葉」なのだそうです

この観音像のある台地上からだと、富士山、八ヶ岳、
南アルプスを障害物無しに見られるのではと・・・

機会があれば訪れたいと思っているのですが
登るのに難儀しそうな25mの崖の上・・・


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13.11.30.15:33.57.
15時半を過ぎたばかりですが、
陽が大分、傾いてきたみたい・・・

期待しているのは、夕陽が当たり、
紅く染まった富士山なのですが・・・

この先、甲府盆地に下ると、
陽射しも周囲の山々に遮られて
暗くなるのも早そう・・・
間に合うのでしょうか



以前(2012年4月)、訪れたのが、韮崎の「王任塚(わにづか)」
一本桜で有名な所です

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この時も・・・韮崎駅からの市民バスの発車時刻が8時過ぎ
なので、東京を始発電車で出発しました

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「王任塚の一本桜」です
バックは八ヶ岳

その際の写真はこちら

つづく

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