国内における新型コロナウィルスの
爆発的な感染は収まりつつある状況です

今後ですが、状況をみながら、3月の箱根散策以降、休止した旅・散策を
再開したいとは考えたりしていますが、仕事の方はいまだ時短・交替制の勤務状態

そんな状況下で、あちこち出かけてよいものか?と・・・。

気持ちの上でも、不安無く、出かけられるようになるまで
もう少し自粛を続ける事にしました

拙ブログでも、旅・散策に関しましては
もう暫くの間、過去の散策記事を再掲載させてください

第7弾は、2013年11月30日の長野県への日帰り散策
です

サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、
〇〇は別写真等にリンクさせています

「小海線で散策」(再)のトップ記事は
こちら


「松原湖」駅からです

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この「松原湖」駅(標高967.2m)は風光明媚な
松原湖へのアクセス駅です

ただ、駅からバス停のある国道までは坂を登らないとならないので、
鉄道利用の場合は「小海」駅からバスに乗車・・・がベター

この「松原湖」・・・湖に恨みはありませんが、あまり良い印象がありません

自転車旅行の際、中込からエッチラオッチラ自転車をこいで、標高差300m程登ってきて・・・
この「松原湖」駅そばを通過したら、目の前に看板が

「通行止め:国道141号線は改良工事のため
通行できません。松原湖へ迂回して・・・」


ここの標高は990m
で、松原湖畔の標高は1135m
標高差が150mほど・・・

車利用なら、スイスイと登っちゃうでしょうが、こちらはチャリンコ

中込からずっと登ってきてるのに・・・

結局、登りましたよ

で、その後、「松原湖」からは高低差100mの下り坂

折角、登ったのに・・・

この後、野辺山高原へ登りの本番が始まるというのに
一気に体力を消耗してしまいました

という、いきさつです

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「千曲川」の川幅も大分、狭くなっています

対岸には、以前、自転車で走った「国道141号」線が見えています


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崖のような巨岩がそそり立っています

また「千曲川」の河原には大きな岩が目立ってきました

川は写真左から右へ流れています

この辺りは887年の「南海-東海地震」の際、
「北八ヶ岳」で大規模な山体崩壊が起き、
岩屑なだれとなり、「千曲川」を塞いでしまったそうです。

更に、塞がれた「千曲川」上流では天然湖が出来たのですが
302日後に満水・決壊して下流100kmにまで洪水被害を及ぼしたとか・・・
その際の岩石かもしれません


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まもなく「海尻」駅に到着します

右前方に「八ヶ岳」の姿が見えてきました


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「海尻」駅に到着しました
標高は1034.8m、ついに1000m越えです

この「海尻」と言う地名・・・先に期した、岩屑崩壊で出来た天然湖の出口に
当たってて、「海の尻」と言われたとか・・・

「海尻」の次の駅、「佐久海ノ口」は天然湖の入り口で、名付けられたとか・・・。
「口」と「尻」、至極、もっともな名付け方です


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「佐久海ノ口」駅(1039.3m)を出ると国道と離れて、「千曲川」沿いに走ります。

一旦、北東方向へ進むので、車窓右側に朝日が差し込んできます

国道はヘアピンカーブを登って、野辺山高原へ直登していきますが、
急勾配に弱い鉄道は迂回するルートを取らざるをえなかったのかもしれません

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国道はヘアピンカーブの後、まっすぐ「野辺山」へ向かいますが
「小海」線は逆L字形に迂回するルート


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「信濃川上」駅(標高1135.3m)を発車

「川上村」の集落を下に見ながら、エンジン音をうならせて急坂を登ります

次の「野辺山」駅までは8.1km、10分かかります
この区間だけで、高低差210.4m登らないとなりません

上の地図のように、南東に向かった後、途中で方向転換、真西に向かっていきます


撮影日:2013年11月30日
つづく(全26回)

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