130606115601a2.jpg
13.06.06.11:56.01.
勤務先近くにある、東京・神楽坂の商店街

以前は、この通りの裏側に数多くの料亭があり
夜は黒塗りの高級車がよく停まっていました。

昼間は、三味線の音が聞こえたり、
石畳を芸妓さんが通う姿もよく見られました。
(その芸妓さん、最盛の頃は700人も居たとか
・・・今は30人ほどに減っているそうです)

花街としての賑わいもありましたが、外国関連の施設も多く、
海外からの人もよく見かけていたのですが、
ここ数年、TVドラマの舞台等にもなり、注目を集め始め・・・
古くからのお店が取り壊され、ビルが並び、そこに
こ洒落たお店が出店するようになりました。

現在、いわゆる、日本料理店が130店舗以上あるそうですが
更にフランス料理店、イタリア料理店も合わせて100店舗以上あり
・・・グルメ地帯というイメージが定着してきているようです。



観光目的だったり、美味しい物を食べる目的で
たまに来る方々はお高い食事に満足なのでしょう

でも、週に5回、1年に250回ほど、この界隈で食べる身には
甚だ大問題・・・怒ってます

前記事でご紹介したように
サラリーマンのランチの平均は510円なのに

グルメな街・・・聞こえは良いけど
リーズナブルで、ひとりでもふらっと入って
昼食が出来るお店が壊滅状態

私が行きつけにしていたお店・・・

通りに面した中華屋さん→ビル改築で廃業
裏通りにあった安い中華屋さん→廃業してフレンチに
普通の中華屋さん→夜中心の中華料理店に
味が美味しかった洋食店→廃業
お肉屋さん直営のトンカツ店→ビル改築で飲食店を廃業
一般的な日本蕎麦屋さん→改装して、高級っぽい蕎麦屋に

こうなると、
私が通うと潰れるのか
潰れそうなお店に通う私が悪いのか・・・

その一方、新築ビル化に入るのはお洒落なお店ばかり
一般サラリーマンが入り難い形態のお店ばかり

いわゆる安いチェーン店もあるのですが・・・
マックやモス、日高屋まで片道900m
牛丼屋の松屋まで片道700m

神楽「坂」ですから、当然、行き帰りに昇り降りがある

坂道を往復1km以上歩いてファストフード
・・・そんな意欲は湧かないっす



そう言えば・・・立ち蕎麦や牛丼屋さんで
女性の姿をよく見かけるようになりました。

立ち食い蕎麦形態から椅子席を設けたり、
ハーフサイズの牛丼メニューを設けたり・・・
女性客用の対応もなされてきていますが。

女性にとっても、毎日のランチですから、早々、
良さげなお店ばっかりとは行かないのでしょうね



そんな中、いつもより空腹感が強かったので
値段はそれなりですが、量的に◎のお店へ向いました。

中華からトンカツ、オムライスもある、町の洋食店です。

片道約500m、勿論、坂登りしながら・・・
したら、シャッターが閉まり、貼り紙が

「しばらくの間、お休みします」

通常のお休みなら「定休日」だし
臨時休業なら「○日までお休みします」と
いう案内文が普通でしょ

「しばらくの間」というのは
未定・・・って考えるのが自然?

また、ひとつ増えたか・・・



仕方なく、更に100mほど先の中華屋さんへ

ここは営業していました

130606114536a2.jpg

13.06.06.11:45.36.
定番の「酢豚とマーボー豆腐定食」(750円)

この定食を食べた翌日は、松屋の牛めし(280円)に
すれば、計算上、ランチ平均の510円に近づきます



そんな計算なんかより

通えるお店の選択肢を増やしてほしい・・・

このまま経つと

牛丼、立ち蕎麦、弁当、プチ贅沢、牛丼・・・
なんて、食生活になってしまうぞ

関連記事

2013.06.08 


Secret