コロナ禍、感染者数が高止まりしているような状況(9月24日現在)

早く旅や散策が心から楽しめる状況になって欲しいものです・・・

4月以降、過去の散策記事を再掲載させて頂いていますが
14シリーズ目になってしまいました

第14弾は、2014年11月8~9日の愛知、長野県への一泊旅です

サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、
〇〇は別写真等にリンクさせています

「下栗へ」(再)のトップ記事はこちら


「恵那峡SA」です

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14.11.08.10:09.02.
「名古屋」駅を出発して、約1時間・・・
「岐阜」県の「恵那峡サービスエリア(SA)」に到着しました
20分ほど、休憩をします

名称の「恵那峡」とは、市街地北部を流れる「木曽川」の「大井ダム」・・・
そのダムで堰き止められた湖の両岸に奇岩、絶壁が連なった観光地です。


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朝10時ですが、大勢の利用客
名物「五平餅」の焼ける香りが漂ってきます

「名古屋」からだと最初のサービスエリア・・・
「中央道」のSAはこの先、「駒ヶ岳SA」まで約75km

買い物はしなくても、用心にトイレ利用者も多いのでしょう

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14.11.08.10:04.08. 
「中央道」上り専用駐車スペース・・・大型28台、小型181台が駐車可能だそうです

約800m離れた「下り線SA」は、更に大きく、大型43台、小型191台だとか
一般車以外、高速路線バスも休憩に立ち寄ります

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14.11.08.10:03.34. 
SA施設の廻りの木々は紅葉中

この辺りの標高は約340m・・・まだ落葉前だけど
紅葉の始めなのか、もう後半なのか・・・

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14.11.08.10:20.19. 
「恵那峡SA」を出発し、「長野」県の「飯田」市へ向かいます

正面に見える山なみのその先・・・判りづらいですが、茶色の岩肌が見えています

方向的に多分、「中央アルプス」の主稜・・・「
空木岳」から
木曽駒ヶ岳」かそれらへ
連なる山稜でしょう

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14.11.08.10:28.02. 
「中津川インターチェンジ」を過ぎると、高度を上げていきます

右下の山の中腹に道路が見えます・・・「旧中山道」です

この辺りで「中央高速道路」(450m)との標高差は約80m・・・下を走る、
あの「旧中山道」がこの先で「中央道」とクロスして、
更に高い「馬篭宿」(600m)まで登っていきます

昔、この路を行き来した人たち・・・厳しい山道だった事でしょうね

一昨年(2012年)、「中津川」駅からバスであの道を通って、「馬篭宿」を
訪れました

「すげ~所、走っているなあ」
はるか上を通る、「中央道」を見た時の印象でした

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14.11.08.10:30.03. 
この付近、「岐阜県中津川市神坂(みさか)地区(旧神坂村)」

昭和30年代初期までは「長野」県でしたが、昭和32年頃、「岐阜」県へ
越県編入合併された地です

旧「神坂村」には、「馬篭宿」も含まれていたのですが、合併前日に
「長野県木曽郡山口村」に編入されて、「馬篭」は「長野」県にとどまります。

前日に編入・・・縁のある「島崎藤村」氏を取られるという反対意見もあったようで
何か裏であったような感じがしますね

しかし、平成17年、編入先の「山口村」が越県合併で「岐阜県中津川市」に編入
結局、「馬篭宿」も「長野」県から「岐阜」県へ移った形になりました

学生時代に訪れた「馬篭宿」は「長野」県でしたが、一昨年、訪れたら「岐阜」県
不思議な思いをしました

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14.11.08.10:31.05. 
「名古屋」へ向かう「下り線」・・・「上り線」と離れていきます

「上り線」も深い谷の上を橋梁で通過中・・・「木曽川」に注ぐ
「湯舟沢川」の支流が流れています

この橋を渡り終えた所が「恵那山トンネル」の入口です

「恵那山トンネル」の上下線は別の時期に完成・・・
この「上り線」は「下り線」の10年後に開通だそうです

それも、別ルートになった理由のひとつかもしれません


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14.11.08.10:31.11. 
「恵那山トンネル」に入ります
窓ガラスに運転手さんの姿が映り込んでいます

運転席の直後は添乗員さんの席・・・そしてその後ろが私の席になっています

席の位置は旅行申込み順になっているとか・・・
と言う事は
この日のツアーは私が一番最初の申込み?


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14.11.08.10:31.32. 
「恵那山トンネル」・・・「上り線」の長さは8649m(「下り線」は8489m)

1975年の開通当時は、道路トンネルで日本一の長さだったとか・・・。
トンネルの標高が720m・・・
「恵那峡SA」が約340mなので、380m登ってきた事に。
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約6分経過して、出口が見えてきました

2年前の「笹子トンネル天井崩落事故」・・・長いトンネルはちょっとコワいです

この「上り線」は天井がありませんが、その前に建設された「下り線」には
天井があって・・・事故後、点検の後、撤去されたそうです

「中央アルプス(木曽山脈)」を抜けて、「伊那谷」に入ります
「木曾谷は狭くて暗い、伊那谷は広くて明るい」と言われたりしています

過去、「諏訪湖」側から「駒ケ根」までしか入った事がないので判りませんが
確かに広い谷の印象・・・比べて、何度か通った「木曾谷」は山が迫った印象を感じます


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14.11.08.10:41.00. 
「伊那谷」も晴れていました

正面の山の向こう側に一段と高い山なみが・・・「南アルプス」です

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「小牧ジャンクション」から「恵那峡SA」まで50.5km

降車予定の「飯田インターチェンジ」までは92.7kmです

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「中央道」を降りて、「飯田」市内を走ります

「飯田」では11時に、早い昼食をとるようです
バスは市内を左折、右折を繰り返して、結構な道のりを走ります

乗車時は連れていかれるままだったので判りませんでしたが・・・
地図で見ると、食事場所は、降りたインターチェンジから3.6km
車なら10分前後で楽々、着くのに・・・

途中道で記憶していたのが「飯田市立病院」の前を通った事
・・・全く方向違いの場所なのです

もしかしたら・・・早く着きすぎて、時間調整で市内巡りをしたのでしょうか?

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時間つぶしで市内を周遊したのなら・・・
運転手さんって、脳内に膨大な道路データーを持っている事に驚きです

目的地までのルートの他、余分な時間分の寄り道ルートを把握しているって事ですよね


撮影日:2014年11月8~9日
つづく(全17回)

過去の散策旅シリーズ

14:下栗へ(全17回)

13:と、駅弁1。(全16回)

12:特別公開へ(全14回)

11:特別見学会へ(全2回)

10:ダム内部 特別開放(全16回)

:京都1day(京都府)(全12回)

:雪見の旅(新潟・長野県)(全33回)

:小海線で散策(長野・山梨県)全26回

:上越国境の散策(群馬県)全19回

:戸隠・信濃大町の旅(長野県)全47回

:碓氷峠界隈を散策(群馬県)全27回

:花と駅と(茨城県)全12回

:山梨・2014さくら(山梨県)全18回

:花咲く道を散策:(群馬県)全10回

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