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コロナ禍、感染者数が高止まりしているような状況(9月日現在)
早く旅や散策が心から楽しめる状況になって欲しいものです・・・
4月以降、過去の散策記事を再掲載させて頂いていますが
14シリーズ目になってしまいました

第14弾は、2014年11月8~9日の愛知、長野県への一泊旅です
サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、〇〇は別写真等にリンクさせています
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「下栗へ」(再)のトップ記事はこちら
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「しらびそ高原」へ向かいます

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12時、早い昼食を終えて、出発しました

「飯田バイパス」を経由して、どんどん坂を下り・・・「弁天橋」で「天竜川」を渡ります
この「天竜川」、「諏訪湖」を起点に、静岡県の「遠州灘」へ約213kmの流れ

昼食をとったお店「伊那路」は、標高が約504m、この「弁天橋」は約390m
・・・約110m、下りてきました
市街地で、この標高差・・・日常の移動では「歩き」や「チャリ」はキツそう

やはり、車が必需品となってしまうのでしょうね

これから向かう「しらびそ高原」の「ハイランドしらびそ」は1918mの高地
・・・1500m以上、登ります
マイクロバスでこの標高差を登るのも滅多に無い経験・・・かと

約1時間10分の所要時間・・・だそうです
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地図に記載したコースは、実際と異なる可能性もあります

ただ、あれこれ記憶を思い出し、写真に映った施設等を基にしているので
実際のコースに近い・・・とは思っております

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バスは川沿いから山間部へと向きを変えます
連続した登り坂・・・10分ほどでかなりの高度になりました
運転手兼任ガイドさん、年齢は60代の方でしょうか・・・結構、飛ばします

いつも行き来している道で、目をつむっていても判るのでしょう(だと信じますが・・・)
私だったら、突然、対向車が来たら除け切れない速度です

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写真左方向へ進んでいます
ガードレールの近さで道幅の狭さが判ります
遠くに見える山は「中央アルプス」・・・だと思います
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下方に川の流れとそれに沿った集落が見えて来ました
長野県下伊那郡喬木(たかぎ)村・・・(多分

下を通る道に合流するようです
この先、南東方向は晴れていますが、
目的地となる東側(写真左端)は雲が多いかな・・・

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地図右下の「矢筈こんにゃく」バス停の標高が約680m
天竜川の川沿いポイントから約300m上ってきています
しかし、今、登っているのは「伊那山脈」・・・
ここを越えてから、「南アルプス」に取り付く事になります
目的地まであと1200m、上ります

バス停のひとつに「田舎道」とあります
そのまま付けちゃうなんて・・・何か、すごい

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山の中の狭い道を走ってきてて・・・突然、巨大な構造物が

こんな山深い地に、なぜ、こんな物が?・・・と誰しも思う筈
「三遠南信自動車道(さんえんなんしんじどうしゃどう)」の
「喬木(たかぎ)インターチェンジ」だそうです
「三遠南信自動車道」は中央道・飯田山本ICから静岡県の「浜松市」の
「新東名・浜松いさなジャンクション」を結ぶ99kmの長さの自動車専用道路、だそうです
ただ、急峻な山、谷、川、脆弱な地盤が連続する地域で難工事の連続・・・
部分的に完成した所は供用していますが、開業予定が立たない箇所も多いそうです
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まっすぐ行くと、「矢筈トンネル」開通前の旧道になります
標高1195mまで上って、1kmほどの「赤石トンネル」で抜けるルート・・・
その「赤石トンネル」内は幅が1.5車線分くらいで、万が一、自家用車より大きな車輌と
すれ違う場合は、中央部の膨らんだ所かトンネル出口まで戻るしかないのだとか・・・。
「三遠南信道自動車道」の「喬木IC」では「しらびそ高原」方面だけ開通していて、
逆方面の「飯田」への道は閉鎖・・・この先も現在、開通予定は立っていないようです

「しらびそ高原」はここから20kmあまりとの標識
今までの山道を思うと、まだまだ大変な道のりの感じがします
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ループしながら高架橋へ上がって行きます

周囲は綺麗な紅葉シーンが広がっていました
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ぐるりと廻って、本線との取り付け部に着きました。
目の前にトンネルの入り口が見えます・・・「矢筈トンネル」だそうです
運転手さん兼任ガイドさんの説明では・・・自動車道開通前に、トンネルが貫通して、
現在、無料で通行できる・・・とか。
このトンネルのおかげで、1日がかりだった遠山郷への行き来が、
1時間で済むようになった・・・・地元の方々の率直な感想のようです
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確かに地図を見ると、トンネル開通前は南側の山道を通行していたのだと思います
積雪時は通行止めのマークが示されているし・・・トンネルの出口側の集落の方は
このトンネルによって大きな利便を得たのでしょうね
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撮影日:2014年11月8~9日
つづく(全17回)
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過去の散策旅シリーズ
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14:下栗へ(全17回)
13:と、駅弁1。(全16回)
12:特別公開へ(全14回)
11:特別見学会へ(全2回)
10:ダム内部 特別開放(全16回)
・
9:京都1day(京都府)(全12回)
8:雪見の旅(新潟・長野県)(全33回)
7:小海線で散策(長野・山梨県)全26回
6:上越国境の散策(群馬県)全19回
5:戸隠・信濃大町の旅(長野県)全47回
4:碓氷峠界隈を散策(群馬県)全27回
3:花と駅と(茨城県)全12回
2:山梨・2014さくら(山梨県)全18回
1:花咲く道を散策:(群馬県)全10回
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14:下栗へ(全17回)
13:と、駅弁1。(全16回)
12:特別公開へ(全14回)
11:特別見学会へ(全2回)
10:ダム内部 特別開放(全16回)
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9:京都1day(京都府)(全12回)
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7:小海線で散策(長野・山梨県)全26回
6:上越国境の散策(群馬県)全19回
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