| Home |
コロナ禍、感染者数が高止まりしているような状況(10月07日現在)
早く旅や散策が心から楽しめる状況になって欲しいものです・・・
4月以降、過去の散策記事を再掲載させて頂いていますが
14シリーズ目になってしまいました
第14弾は、2014年11月8~9日の愛知、長野県への一泊旅です
サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、〇〇は別写真等にリンクさせています
・
「下栗へ」(再)のトップ記事はこちら
・
「下栗の里」を出発します
・
14.11.08.15:23.16.
標高800~1100mにある「下栗の里」を下って行きます
谷底を流れる、秋葉街道沿いの「上村川」まで約500mの標高差になります
先にジグザグ道が見えています
里の建物は、横に並ぶシーンが多いそうです・・・急勾配の地なので、
等高線に沿って、なるべく高低差を小さくする工夫なのだとか
・
4月以降、過去の散策記事を再掲載させて頂いていますが
14シリーズ目になってしまいました

第14弾は、2014年11月8~9日の愛知、長野県への一泊旅です
サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、〇〇は別写真等にリンクさせています
・
「下栗へ」(再)のトップ記事はこちら
・
「下栗の里」を出発します

・

標高800~1100mにある「下栗の里」を下って行きます

谷底を流れる、秋葉街道沿いの「上村川」まで約500mの標高差になります
先にジグザグ道が見えています
里の建物は、横に並ぶシーンが多いそうです・・・急勾配の地なので、
等高線に沿って、なるべく高低差を小さくする工夫なのだとか

・

14.11.08.15:38.47.
車上から見下ろすと、半端ない急斜面です

・・・最大傾斜は38度にもなるとか
コケたら、止まる事無く、谷底まで落ちそう~

崖だった斜面を開墾して小さな平地を設けてそこに家を建て、畑を開いたのでしょうが・・・
どうして、このような厳しい地で居住が始まったのかどんな理由があったのか、
とても気になります

・

14.11.08.15:49.47.
20分ほど下って、谷底の川が見えてきました

「遠山川」(多分)・・・川まではまだ300mほど下ります
この先を分岐した辺りは「中根地区」・・・そこでは縄文時代の土器が出土したそうです
なので、下栗にもその時期から人が生活していた可能性があるのだとか・・・
・

見た目には厳しい環境のように感じますが
下栗の地質は泥岩が風化した肥沃な土壌から成り、
標高1000m前後の地なのに厳冬期でも氷点下を下回る事がなく
東南向きの斜面で陽当たりがよく、水はけも良い・・・
農業的には意外と好条件の揃った地・・・なのだそうです

・

急坂と連続カーブの道を下って、上村の集落に出てきました
手前の流れは「上村川」・・・下流(手前側)で「遠山川」と合流、
その流れは平岡ダムのダム湖畔で「天竜川」と合流します
その上村川に沿った道が国道152号

起点は、遙か、浅間山西麓の上田市で、終点は静岡県の浜松市まで約250km。
長距離で様々な地域を通過するので多くの通称が付けられているそうです
北から「大門街道」、「杖突街道」、「秋葉街道」、「信州街道」、
「飛龍街道」・・・で、この辺りは「秋葉街道」の地域です。
・

この国道152号には2箇所の通行不能区間があるそうです

長野県飯田市と静岡県浜松市の県境の「青崩峠」
長野県飯田市と長野県下伊那郡の境の「地獄峠」
名前からして危なそう・・・

戦国時代、武田信玄公が率いる甲斐軍団が、京へ上洛する際
徳川家康公と戦うためにこの道を下っていったとか・・・
どちらも「秋葉街道」内で、この地の北と南で通行不能になっている訳です
なので「三遠南信自動車道」開通を心待ちにされている訳ですが・・・
・

「上村川」に沿った「万場」地区です
先の方に橋が見えます・・・「黒川前」のバス停付近
橋を渡って、手前へ来る道がありますが・・・
写真右端付近を山側へ向かった所にある「中郷黒川のしだれ桜」

公式サイトでの紹介は少ないのですが・・・個人さまサイトから
・

「万場」から2.5kmほど・・・真新しいトンネルがぽっかりと。
「豆嵐トンネル」と・・「まめあらしとんねる」?


「まめぞれトンネル」だそうです

(なかなか読めないですよね?)
2010年竣工、長さ470.41m
「三遠南信自動車道」用のトンネルだそうです
トンネルを含むバイパス道の開通は2011年7月
・・・3年前に開通したばかりです

・

豆嵐トンネルの開通前は、地図にも記載されている右側の
川沿いの道を通行していたそうです
途中にある「浦の沢トンネル」は長さ58.4mと短いのですが
トンネル内の幅が3.8mと1車線分しかなく、信号機による交互通行。
その信号機も赤信号が1分55秒に対し、青信号が15秒だけ

更にトンネルの前後は、落石危険箇所で、待つのも危険な状況だったとか

・

「豆嵐トンネル」を抜けると「上村川」の右岸は断崖絶壁に・・・
「天人峡」だそうです

紅葉が綺麗なのですが・・・バスはびゅーんと通過

撮った写真も、夕暮れ時って事もあってブレブレです

・

14.11.08.16:00.03.
沿道には駐車場やトイレ施設もあるようで・・・
それなりに有名観光地になっているようです
・

14.11.08.16:01.59.
「上村川」の対岸に、コンクリートの橋脚が並んでいます
この辺りに「三遠南信自動車道」の程野インターチェンジが設けられる予定・・・
もしかしたら、その橋脚なのかもしれませんが、運転手さん曰く
工事はストップしていて、いつになるのか判らないそうです
・

往路にも通った「矢筈トンネル」(4176m)の入口が見えてきました
今まで通ってきた国道152号(秋葉街道)と
「三遠南信自動車道」は仮の接続部で繋がっています
往路では、この接続部からしらびそ高原へ上がって行きました
(地図上、右へ分岐しているジグザグ道)
・

飯田の市街地までは残り25kmほど
・・・まだ小一時間はかかりそうです
・
撮影日:2014年11月8~9日
つづく(全17回)
・
・
過去の散策旅シリーズ
・
14:下栗へ(全17回)
13:と、駅弁1。(全16回)
12:特別公開へ(全14回)
11:特別見学会へ(全2回)
10:ダム内部 特別開放(全16回)
・
9:京都1day(京都府)(全12回)
8:雪見の旅(新潟・長野県)(全33回)
7:小海線で散策(長野・山梨県)全26回
6:上越国境の散策(群馬県)全19回
5:戸隠・信濃大町の旅(長野県)全47回
4:碓氷峠界隈を散策(群馬県)全27回
3:花と駅と(茨城県)全12回
2:山梨・2014さくら(山梨県)全18回
1:花咲く道を散策:(群馬県)全10回
・
・
14:下栗へ(全17回)
13:と、駅弁1。(全16回)
12:特別公開へ(全14回)
11:特別見学会へ(全2回)
10:ダム内部 特別開放(全16回)
・
9:京都1day(京都府)(全12回)
8:雪見の旅(新潟・長野県)(全33回)
7:小海線で散策(長野・山梨県)全26回
6:上越国境の散策(群馬県)全19回
5:戸隠・信濃大町の旅(長野県)全47回
4:碓氷峠界隈を散策(群馬県)全27回
3:花と駅と(茨城県)全12回
2:山梨・2014さくら(山梨県)全18回
1:花咲く道を散策:(群馬県)全10回
・
- 関連記事
-
-
過去の散策旅:下栗へ15・・・「名古屋」へ 2020/10/11
-
過去の散策旅:下栗へ14・・・「飯田」の街へ 2020/10/09
-
過去の散策旅:下栗へ13・・・山を下ります 2020/10/08
-
過去の散策旅:下栗へ12・・・そろそろ集合時間 2020/10/07
-
過去の散策旅:下栗へ11・・・天空の里 2020/10/06
-
2020.10.08 ▲
| Home |