東京都の陽性発症者数は、相変わらず3桁前後で推移しています

巷では、紅葉の話題、北の方では雪の訪れも聞かれるようになりましたが
3月の箱根日帰り以降、個人的な散策は状態

さらに、この先の旅プランは全くの白紙状態

ですが、状況が良い方に向かえば、「雪見の旅」で
再開できれば・・・と考えたりはしています

もう少しの間、過去の散策記事を再掲載させて頂きます


第16弾は、2015年11月07~08日の長野県への一泊旅
です

サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、
〇〇は別写真等にリンクさせています

「晩秋」(再)のトップ記事はこちら


松本駅「アルプス口」です

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雲が多いですが、青空も見える「松本」駅前です

色合いが濃く見えますが、宿の送迎車の車内から・・・
窓ガラスが紫外線カットタイプなのかな?

松本駅のメインは東口の「お城口」・・・駅ビルやバスターミナルが有り
松本観光の人々でも賑わいます

一方、西口の「アルプス口」は綺麗に整備されていますが、静かな雰囲気。
車で駅コンコースの間近まで寄れるので、地元の方が送迎に使うのに便利な感じです

上高地方面へ行く場合、混雑する東口からのバスはJRの線路をくぐって
西口方面へ抜けるだけでも、結構、時間がかかります

この西口での発着で、10分以上短縮出来そうな気がするのですが・・・。
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出発時刻を待つ送迎車の車内
今回の利用は、私ともうひとり・・・前の座席に座っている女性です

でもちょっと違和感が・・・ハイクっぽい服装ではなく、何となく避暑地へ訪れる風
それもひとりで・・・大丈夫かな?

一瞬、ちょっと心配な気持ちがモクモク


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送迎バスを待つ間・・・宿のお話では
「14時頃には駅前に着いていますよ~」と聞いていたのに、送迎バスの姿が見えません
出発時刻の14時半になっても、来ない・・・
もしかしたら、待ち合わせ場所を間違えた?

不安になって宿に電話したら、間違いないそうです
でも、出発時刻は14時45分ですと・・・私が勘違いしたようです

となると、もうひとつ問題が・・・

翌日、その送迎バスで「松本」駅へ送ってもらうのですが・・・14時に駅に
到着なら若干の遅れがあっても大丈夫だろうと、予約したのが14時49分発の特急

渋滞等で松本駅着が少し遅れたら、特急に乗り遅れる可能性も・・・

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「松本」駅(標高586m)を出発してから約30分・・・山が近づいてきています

この辺りでは紅葉が里まで下りてきていますね
青空が見えて良かった・・・

先に見える山は「大明神山」(1642m)・・・「北アルプス」の山脈が
「松本盆地」に伸びる尾根の末端部分

こちらから見ると、北アルプスの前衛ですね

地図上では、その背後に「小嵩沢山」(2387m)が聳えていますが
写真に写っている山なのかは確信は持てませんでした


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アルピコ交通「上高地線」の終点「新島々」駅(約708m)
その駅前に広がるアルピコ交通のバスターミナルの車庫・・・広い敷地です

「上高地・乗鞍」方面は、鉄道で来て、ここでバスに乗り換えます(通常)
この先、谷が狭まってきて、山岳路にはいります

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国道158号線(野麦街道)を走ります

右側が「大明神山」の山体、左側が「小嵩沢山」の山体
・・・その間を「島々谷川」が流れています

現在のバス道が開通する前、この谷を遡って「徳本峠」を越えるのが
「上高地」へ至るルートでした
この「島々」から約20km、所要9時間ほど・・・だそうです


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「松本」駅を出発して約40分

「安曇3ダム(梓川3ダム)」のひとつ、「稲核(いねこき)ダム」が見えてきました
今夏に通った際、カメラ不調で撮影出来ず、凹んだダムです

堤高60m、堤頂長192.8m、堤頂の標高は約790m
・・・松本駅から約200m上ってきました

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「稲核ダム」を過ぎて、約3分・・・「水殿(みどの)ダム」が近づいてきます

堤高95.5m、堤頂長343.3mと長さは稲核ダムの倍近くの大きさ
堤頂の標高は約840m

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先の方に、「安曇3ダム」のラスト、堤頂高155mの「奈川渡(ながわど)ダム」の
アーチが見えてきました(小さいのでしてくらさい)

対岸は1800mを越える山の斜面・・・国道が900m前後なので
谷底の梓川のダム湖水面までは1000mを越える断崖になっています

こういう箇所は霞んでいる方が気が楽かもしれません


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「奈川渡ダム」の堤頂を走り抜けます

「野麦街道」はこのダムの手前で分岐・・・木曽の「薮原」や「飛騨高山」へ至ります

堤高155m(日本3位)、堤頂長355.5m
標高は約980m・・・まもなく1000mに達します

この「奈川渡ダム」によるダム湖・・・「梓湖」には「諏訪湖」の2倍の水が
貯えられているそうです


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「奈川渡ダム」を過ぎ、「梓湖」、「梓川」沿いを長大トンネルで抜けます
「松本」駅から1時間10分・・・「中の湯」の分岐が見えてきました

右側に見えるトンネルが、「上高地」へ至る「新釜トンネル」

左へ折れる道が国道158号線、「安房峠」を越えて「平湯・飛騨高山」へ至ります

赤信号機の脇に小屋が見えます・・・「中の湯売店」

「中の湯温泉旅館」を訪れる際、この「中の湯」バス停で降りて、
売店の人に伝えると、宿からの送迎車が来てくれます

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「中の湯温泉旅館」は元々、この地にありました

しかし「安房トンネル」工事で起きた水蒸気爆発により、1998年に移転
現在、この地には売店と洞窟風呂「卜伝の湯」が営業中
(洞窟風呂は梓川対岸、橋の向こう側にあります)

この辺り、標高は1300mを越えてい
ます

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「中の湯」の分岐から国道158号線を500mほど走行すると、再び分岐点です

真っ直ぐ伸びるのが、1997年に開通した「安房峠道路」
先に見えるのが「安房トンネル」(4370m)・・・抜けると「岐阜県」です

右に急カーブ、しているのが、国道158号線・・・冬期(11月中旬~5月中旬)は通行止めとなり
「中の湯温泉」利用客以外往来は無いようです(宿利用客も、ここにあるゲートが
閉鎖されるので、売店か平湯料金所から電話して下さい・・・との事です)


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この先はハードな急坂、急カーブが続きます

峠頂上から見て長野側に11こ、岐阜側に3つのヘアピンカーブ

路線バスの運行時は、車掌が必ず乗務して、
切り返しや対向車の誘導をしたそうです

すれ違いが困難なため、行楽シーズンには通過に
5時間以上かかっていたのが現在は、安房トンネルの通過で5分に短縮


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崖の下に、トンネルの出入口が見えます・・・先ほど通った、「中の湯」の分岐地点です
あそこから200mほど上って、標高は1500mを越える辺りです

ブレてしまいましたが、写真左上部、白い空の下に見えるのが「穂高連峰」

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「松本」駅を出発して、1時間15分ちょっと・・・
「中の湯温泉旅館」の建物が見えてきました

標高1530mと、上高地・河童橋より高い位置に立ちます


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冬期、道はかなりの積雪になるので、車利用者はゲート付近で
降りて、宿の車で送迎してもらうそうです(ゲート付近に駐車)

一晩経って、車に積もった雪は、朝の内に除雪してくれるとか・・・親切ですね

撮影日:2015年11月07~08日
つづく(全19回)

過去の散策旅シリーズ

16:晩秋(長野県)(全19回)

15:水を巡って(神奈川・静岡県)(全20回)

14:下栗へ(愛知・長野県)(全17回)

13:と、駅弁1。(埼玉・群馬県)(全16回)

12:特別公開へ(栃木県)(全14回)

11:特別見学会へ(全2回)

10:ダム内部 特別開放(神奈川県)(全16回)

:京都1day(京都府)(全12回)

:雪見の旅(新潟・長野県)(全33回)

:小海線で散策(長野・山梨県)全26回

:上越国境の散策(群馬県)全19回

:戸隠・信濃大町の旅(長野県)全47回

:碓氷峠界隈を散策(群馬県)全27回

:花と駅と(茨城県)全12回

:山梨・2014さくら(山梨県)全18回

:花咲く道を散策:(群馬県)全10回

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