冬の寒波と共に新型コロナウィルスの猛威がすさまじく拡大
大都市圏を中心に感染者数が増大しています

医療現場も切迫した状況となり、関東では緊急事態宣言を発令
当分の間、外出は避けなければならない状況

もう少しの間、過去の散策記事を再掲載させて頂きます

第19弾は、2015年02月21~22日の福島県への
一泊旅です

サムネイル化した写真・地図をクリックして頂くと
大きめのサイズの写真が別に表示されます
文章内、〇〇は別写真等にリンクさせています


「会津へ雪見」(再)のトップ記事はこちら


「トロッコ会津浪漫 新雪」号に乗り換えます

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会津鉄道、快速「AIZUマウントエクスプレス」は
「会津田島」駅(標高549m)に到着しました

ホーム中央部には処理しきれない雪が積もっています
跨線橋の屋根部分の雪は今にも落ちてきそう・・・

乗り換えのためにこの跨線橋を使って隣のホームへ行こうとしたのですが、
滑りやすいからか使用禁止に
快速列車の先頭方向にある構内踏切へ戻る羽目になりました、ヤレヤレ

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快速「AIZUマウントエクスプレス」が発車していきます
この後、1時間7分かけて、JR「磐越西線」の「喜多方」へ

車内を覗くと2両編成の後ろの車輌は、乗車していた先頭車両より
さらに豪華なタイプ・・・気づいていたら、後ろに乗れば良かったです
(紹介
サイトです・・・下手なグリーン車より良さそう~
これに普通運賃だけで乗れるなんて、羨ましいです)

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隣のホームに停車していた列車に乗ります

「トロッコ会津浪漫 新雪号」という普通列車・・・その先頭車両です

JRの普通ディーゼル車を改造し、2003年にデビュー
運転室付近はハイデッカーの展望室になっています

その後ろの座席も一段高い位置に(僅かに覗いている、通路を見ると判ります)・・・
天井の照明カバー?には絵柄が入っててこの車内設備で、普通列車とは・・・


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2両目はトロッコ車

窓は脱着式で5~9月は外されているとか・・・
さすがにこの時期は、窓が取り付けられています

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最後尾の車輌は、お座敷車輌
取った指定席はこの車両です

掘りごたつタイプで冬場はコタツカバーが付きます

この「新雪」号に乗車するには、乗車券の他に「トロッコ整理券」(310円)が
必要なのですが、旅行前、取得する際に
ドタバタ


整理券は、始発駅のこの「会津田島」から終点の「会津若松」まで全区間が有効
・・・途中下車しても、その空席に新たに乗車してくる事はないのだとか

そのチケット・・・申し込んだ旅行会社では
最後の1枚
(お座敷車輌では)と言われたチケットでした
ですが、出発時はガラガラ・・・

これから先、途中駅から乗車してくるお客さんが多いのかな?

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ホームではミニ雪だるまがお見送り

待ち時間があったら、私も作っちゃお


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11時18分、「トロッコ会津浪漫 新雪」号が「会津田島」駅を出発、です

終点の「会津若松」駅までは、1時間31分の旅です
私は「塔のへつり」駅(標高458m)まで28分間の乗車

これはホーム上の雪
車輌が停車しない部分は除雪をしていません

座席に座っていると、積雪に視界が遮られ、空しか見えない


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駅構内には架線がひかれていますが、電化区間はここまで

ここから「会津若松」まではディーゼル車のみの運転です


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発車してまもなく、車窓右側に秀麗な山の姿が見えます

帰京後、調べてみると、多分「旭岳」(1835m)だと思うのですが
確信が無くて、「知恵袋」で質問・・・
こちら


回答を頂き、やはり「旭岳」でした

さらに、その右隣は「須立山」(1720m)、さらにさらに、その右の
ポコンと尖った山が「三本槍岳」(1917m)・・・「那須岳」の最高峰です

地理的に、那須とは近いのですが、実際に「那須連山」を見る事が出来る意外性
・・・感動モノです


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車掌さんの車内放送・・・「二岐山(ふたまたやま)」だそうです

昔、ダイダラ坊(ダイダラボッチ?)という大男が、日光の「男体山」から
早朝の一番鳥が鳴く前に「磐梯山」へ向かおうとして、この山を跨いだら
股間をぶつけて、それまで1つの山頂だったのが2つに分かれた・・・

という伝説のある山だそうです

火山で、左側が「女岳」(1504m)、右が「男岳」(1544m)
別名「乳房山」、「おっぱい山」とも呼ばれるそうです

股間をぶつけた、とか、おっぱい、とか・・・イロイロ、人間が勝手にネタを作って
・・・山の神が怒りそう


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列車は速度を落として、ゆっくりと「阿賀川」を渡ります・・・「第六大川橋梁」だそうです

川幅が広くなっていますが、水量は僅か・・・
この先の「旭ダム」というダムで堰き止めているそうです


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綺麗な流れ・・・鉄橋の上から川を見ると、透き通っています

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川沿いにお墓が・・・冬の間は、お墓参りも大変そうです

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「会津下郷」駅(標高478m)に到着しました

対向列車との行き違いのために4分ほど停車・・・。


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「会津田島」駅付近から平坦地が広がってきます

地図を見ると、東西の山間地から数多くの川が「阿賀川」に流れこんでいるのが判ります

撮影日:2015年02月21~22日
つづき(全20回)

過去の散策旅シリーズ

19:会津へ雪見(福島県)(全20回)

18:国道300号線を通って(山梨県)(全18回)

17:京都気分と富士山と(神奈川県)(全21回)

16:晩秋(長野県)(全19回)

15:水を巡って(神奈川・静岡県)(全20回)

14:下栗へ(愛知・長野県)(全17回)

13:と、駅弁1。(埼玉・群馬県)(全16回)

12:特別公開へ(栃木県)(全14回)

11:特別見学会へ(全2回)

10:ダム内部 特別開放(神奈川県)(全16回)

:京都1day(京都府)(全12回)

:雪見の旅(新潟・長野県)(全33回)

:小海線で散策(長野・山梨県)全26回

:上越国境の散策(群馬県)全19回

:戸隠・信濃大町の旅(長野県)全47回

:碓氷峠界隈を散策(群馬県)全27回

:花と駅と(茨城県)全12回

:山梨・2014さくら(山梨県)全18回

:花咲く道を散策:(群馬県)全10回

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