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国鉄「DE10形」ディーゼル機関車です

線路等級の低い支線を可能とし、旅客列車・貨物列車の牽引から
構内での入換作業もこなす高い汎用性で重宝された機関車

1966年が製造初年で、1978年まで708両を製造、
全国に配置されました

模型は、A寒地仕様の耐寒型、北海道、東北、岐阜(高山本線)に配置

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運転室を中央部に配置した「センターキャブ」形態ですが、それまでの「DD13」や
DD51」と異なり、前後非対称の位置となり、「セミ・センターキャブ」と呼称

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A寒地仕様の特徴のひとつが、運転台窓の「旋回窓」

水分を含んだ雪の場合、通常のワイパーでは取り除けず、窓に付着し続けるケースがあり
重なった丸窓を回転させて、遠心力で雪を振り払う仕組みです

降雪地帯の機関車や、波の飛沫をあびる船舶に用いられています

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運転台は、側窓に並行した向きに2台配置され、前進・後進を行う入換作業時、
顔の向きを変えて対応できる構造

こちら側では、左側寄り、反対側では右側寄りにそれぞれ配置されています

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「DE10」形の特徴である、3軸台車
もう片方には2軸の台車を配し、計5軸(E)の動軸

5軸の車輪により、65トンの車体重量を1軸当たり、13トンに抑える事となり
路盤の弱い、支線区に入線可能となりました

さらに「A寒地仕様」として、耐雪ブレーキを装備
(ブレーキ部分と車輪等の間で、雪氷が凍結しないよう、
常時、緩くブレーキを掛けた状態にする装置)

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運転台屋根にある、ホイッスルもカバーで覆われた「耐寒型仕様」

ボンネットの長い側には「DD51」型ディーゼル機関車にも用いたエンジンシリーズを1基搭載、
短い側には客車暖房用の蒸気発生装置を搭載

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「A寒地仕様」の「スノープロウ」(台車の前に付いた除雪板)

「A寒地仕様」に準じた「B寒地仕様」では、旋回窓はなく、ワイパーと電熱式のデフロスタ
(冷蔵庫で言えば、霜取り装置)を装備

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4連の旋回窓がものものしい雰囲気を醸し出しています

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乗降用ドアは、2か所・・・室内、運転台の無い側に設置(この向きだと
手前の旋回窓がある部分)
反対側はボンネットの短い側に開閉される位置

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今回、国鉄時代の貨車も揃えてみました

貨物列車は子供の頃から、山手貨物線での走行を見たりしていましたが
車種を覚えるという事もなく、こんな感じの車両があったかも、という程度

なので、「DE10」とは全く関りが無い牽引車種となっているかもしれません

その辺り、ご容赦ください

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「ワラ1形」貨車・・・1962年、製造初年。
1966年まで、17367両と膨大な数が製造された貨車です

形式名の由来もよく判りませんでしたが・・・「ワ」は「有蓋車」、蓋(ふた)、
屋根のある車両って事でしょうか

同じ「有蓋車」でも、「テ」の鉄製有蓋車(側面内部、天井が鉄製)、
「ス」は鉄側有蓋車(屋根は鉄ではない)・・・漢字1文字の違いですが、ムズイ

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それに続くのは・・・「ワ12000」形

15トン積みの「ワム80000」ほどの要求がない、小荷物用に製造された
10トン積みの「有蓋車」・・・1956年より、500両、製造されたそうです

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「ワラ1形」と並べると、一回り小さいのがよく判ります

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最後尾に連結されているのが「ワフ29500」

型式で言えば、「ワ」の有蓋車、そして「フ」は緩急車
・・・ブレーキ装置を持つ車掌車両

昔、貨物列車の最後尾には車掌車「フ」が連結されていましたが
ローカル線の場合、機関車の性能も乏しく、貨物量も少ないケースが多々。

その状況下に、効率よく「貨車」と「車掌車」を1両にまとめた車両。

1955年から1961年にかけて、650両製造

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それまでの「有蓋緩急車」(車掌室と貨物室を有した車両)は貨物室が広かったり
車掌室が広かったりのどちらかだったそうです

その折衷案として登場して、重宝されたそうです
しかし、1985年の貨物列車からの車掌車の廃止により、専用車両に比べ
貨物搭載量が少なく、使い勝手が悪くなり、1986年に消滅

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昔、貨物列車と言えば、この真っ黒い車両でボギー台車(台車に2軸以上の車輪)ではなく
2軸車(車体に1軸の車輪が2つ配置)の連なりが一般的でした

なので、ジョイント音(線路の継ぎ目を通過する際に発する音)も独特

2軸ボギー車だと、「タタン、タタン・・・」ですが
2軸車だと「タン、タン・・・」という音が続きます

余談ですが、小田急ロマンスカーにあった連接車だと
中間車部分では「タタン・・・タタン・・・」でしたね

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今回の「DE10」の車番(4種)は、東北日本海側・北陸方面で活躍した機関車のようです
なので、実際に目撃した可能性はかなり低いのですが・・・

もしかして「DE10」だったかな?という記憶は・・・1970年代後半の大学生時代

加入していた「旅サークル」では、季節ごとにクラブ員が旅を企画
参加希望の部員と旅行するという形式でした

私が企画した「北海道」・・・上野→(青森)-連絡船(夜行)-(函館)→十勝岳温泉」→「釧路」→
「尾岱沼」→「摩周湖」→「ウトロ」→「サロマ湖」→「札幌」→(函館)-連絡船(夜行)-(青森)→上野

釧路から乗車した釧網本線が客車列車で、多分、ED10の牽引で
「標茶」まで乗車した事がありました。その後、今は無き「標津線」に乗り換え「根室標津」へ。

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有蓋緩急車の「ワフ29500形」は数両、全国で保存されているようですが、
その中の1か所に訪れた事がありました

栃木県の「那珂川清流鉄道保存会」(そのトップの記事はこちら

その中の写真の1枚、それっぽいのがチョコッと写っていたのですが、どうでしょうか?

こちら

中央に映っているのは、会津鉄道キハ8500系(元 名鉄のキハ8500系

その
78長野電鉄2000系
その77:国鉄旧型客車
その76:EH800形
その75:EH500形3次形
その74:200系H編成
その73:400系
その72:伊豆急100形
その71:DF200形0番台
その70:EF200形
その69:EF510形
その68:EH200形
その67:JR500-7000系ハローキティ
その66:JR500-7000系(TYPE EVA)
その65:西武4000系
その64:小田急5200形
その63:キハ110系
その62:115系2000番台
その61:クモユニ143形
その60:小田急3100形
その59:阪急2800系
その58:キハ181系
その57:DF50形
その56:DD51形500番台
その55:EF62形
その54:583系
その53:E3系0番台
その52:583系
その51:383系
その50:キハ82系
その49:キハ183系500番台
その48:キハ283系
その47:箱根登山鉄道モハ2形
その46:E6系
その45:W7系
その44:500系
その43:近鉄12200系
その42:キハ85系
その41:451系
その40:小田急3000形(SE車)
その39:651系
その38:西武30000系
その37:E657系
その36:ED75形700番台
その35:近鉄10100系
その34:東急デハ200形
その33:E353系
その32:257系0番台
その31:EF64形1000番台
その30:169系
その29:313系3000番台
その28:371系
その27:小田急2300形
その26:会津鉄道キハ8500形
その25:157系
その24:483系
その23:キハ57形
その22:小田急3000形(SSE車)
その21:E351系
その20:小田急9000形
その19:6050系
その18:583系
その17:北越急行683系8000番台
その16:383系
その15:東武1700系
その14:京王5000系
その13:EF63形
その12:キハ181系
その11:名鉄キハ8000系
その10:キハ85系
その:西武E851形
その:北越急行HK100形
その:キハ183系500番台
その:DD54形
その:EF57形
その:名鉄キハ8500系
その:EF71形
その:E10形
その:伊豆急100形

この後も、不定期で更新します/
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2021.05.31 


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