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東海道新幹線(東海道本線)は大阪市内から、北東方向に名古屋へ向かいます
一方、近鉄(大阪線)は、大阪市内から南東方向に名古屋へ向かいます
どちらも岐阜県~三重県・滋賀県にある「鈴鹿山脈」、三重県の「布引山地」を
避けるように線路が敷かれた形です
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20211113182228
スーツケースを前においても、余裕がありすぎです
逆に前の小テーブルには乗り出さないと届きません
「プレミアム車両」のシートピッチは1300mmで
国内線ファーストクラス並みだそうです(乗った事無いけど)
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窓の外は家並の灯りが見えますが、生まれてから3回目の大阪線乗車で
土地勘は全くなく、どこを走っているのかさっぱり判りません
また写真も撮れる機会もないので、「くろすけ水」(ハイボール缶)を飲みながらのんびり
静かな車内にレールのジョイント音が響いてて、まさに鉄道の旅って趣き
30分ほどで「大和八木」・・・すでに「奈良県」に入っていますね
「大和八木」と言えば、日本最長の路線バスの出発地
南紀・和歌山県の「新宮駅」まで約6~7時間かけて1日3便
(乗車プランを立てた事もありました)
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前照灯に傾斜地が照らされて、「33.3‰」の勾配票が・・・
もしかしたら「青山峠」に差し掛かっているのかな?
でも時間的に早すぎる気もするし・・・「桜井駅」からの山峡地帯にも
33.3‰の区間があるそうですね
山中に入ると、どこを走っているのか全く判りません
ただ、真っすぐの長いトンネルに入り・・・ここは「新青山トンネル」と確信
・

近鉄大阪線の「青山」と聞くと、年配者が思い出すのが
かつて発生した大事故・・・。
上のGoogleアースによれば、現在の路線(白色)はほぼ直線の複線で通過していますが
以前は、現在線の位置からはS字状にカーブした形で単線で通過
赤の破線円で囲んだ辺りには旧線の痕跡を見る事が出来ます
1971年10月(丁度50年前になるのですね)、単線だった旧線の「青山峠」越えの
トンネル内で「名古屋」行き特急電車と「難波・京都」行特急電車が正面衝突した事故でした
「名古屋」行きは、12000系(2連)+12200系(2連)のスナックカー編成
「難波・京都」行き」は、12200系(2連)+10100系C編成(3連接)+18200系(2連)の
スナックカー+ビスタカー+ミニエースカー編成
「名古屋」行き電車はブレーキが効かない状態で青山トンネル内の33‰の下り坂を動きだし、
120km/hを越えた速度で総谷トンネルへ暴走。
一方、「難波・京都」行は前方に異常を感じ、急ブレーキを掛けたが
時速数10km/hのまま総谷トンネルに入っての正面衝突だったそうです
25人が死亡、288人が負傷する大惨事で、当時、大騒ぎになりました
山中の事故で警察無線も通じず、救援作業も大変だったとか・・・。
この事故の発生で、大阪線の完全複線化が前倒しされたそうです
この区間も旧線は廃止、新線となり、5652mの「新青山トンネル」を含む
ほぼ直線で越える複線ルートになっています
Googleアースで見ると、旧線ルートの痕跡が見えます(赤破線の円の中)
当時の新聞は報道はこちら
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訪問日:2021年11月13~14日
つづく
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