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大きくカーブした鉄橋を渡ります

「久々野」駅手前の「第21益田川橋梁」・・・
「高山本線」と「飛騨川」が交差する、最後の橋梁です

「飛騨川」はこの先、東に向きを変え、「乗鞍岳」南麓の源流へ、
「高山本線」の分水嶺を越えて、「宮川」沿いに北上していきます

「宮川」は「奥飛騨温泉」から流れる「高原川」と合流した後、
「神通川」となって、富山湾へ流れ込みます

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途中の車窓では、険しい崖が続いていた「飛騨川」が、上流のこの辺りでは
静かな流れになっているのも不思議な感じ・・・ここからは北東方向へ遡っていきます

実は心配な事がひとつ・・・先に停車した「下呂」駅での遅れが18分でしたが
終点「富山」で次の列車への乗り継ぎ時間が14分間なのです

名古屋出発時は3分遅れ、岐阜で10分遅れ・・・何とか間に合うかな?と
思っていたのですが、単線路線に入って、更に遅れが増していって・・・。

多少遅れた場合、接続待ち合わせをしてくれる場合もあるのですが
乗換先が第3セクターの「あいの風 富山鉄道」

さらにJRの「名古屋」駅では乗車券の購入が出来ず、「富山」駅での購入となり
すんなりと乗換が出来なさそうな事も不安のひとつ・・・。

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「久々野」駅・・・普通列車が停車しています

時刻表で見ると、「岐阜」方面行きだと10時45分発の普通列車です
(その後は4時間先の15時9分発)

こちらの到着を17分も待っていてくれたようです

それだけ待つなら、交換可能な次の「渚」駅まで進んでいても良さそうに思います
「渚」駅からの所要時間は約7分なので、定時ならばこちらは大体、10時55分頃通過

この普通列車の「渚」駅到着は10時52分なので、充分、間に合います
そうできなかったのは、この普通列車も3分以上の遅れがあったからかも・・・。

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分水嶺となる「宮峠」を「宮トンネル」で抜けて「飛騨一ノ宮」駅へ向かって下っていきます

駅舎は正面に見える道の右奥の方・・・列車は好撮影地(宮村の大カーブ)と
なった、右回りのカーブを描きながら進みます

車掌さんが車内を廻ってきたので、遅れと乗換について尋ねました

自作の行程表を見せて「あいのかぜ富山鉄道、えちごトキめき鉄道と辿る
予定ですが、この列車の接続はどうなるでしょう?」と・・・。

すると「同じ会社なら直接確認が取れるが、別会社なのですぐには判らない」と

そして「問い合わせはかけるが、次の高山で(この車掌さんは)降りるので
次の車掌に申し伝えておきます」・・・と。

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左の土手状になった所を線路が通っています

そして右奥の方へ大カーブ・・・これから走る線路です


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山並みの合間から北アルプスが・・・

この辺りからは「乗鞍岳」や「笠ケ岳」、少し標高の高い位置だと「槍ヶ岳」も見えるそうです


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この川は「宮川」、「高山」市内を流れる有名な川ですね

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「一ノ宮盆地」と「高山盆地」の合間にある渓谷を抜けていきます

「飛騨一ノ宮」駅の標高は約640m、「高山」駅の標高は約570m、意外と標高差があります


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「高山」駅に進入します

2番線に停車しているのは、11時32分発名古屋行き「ひだ8号」?

島式ホーム1面と単式ホーム1面の3線の「高山」駅

通常の上下ホームなら、あの「ひだ8号」の停車している島式ホームに
入るのですが、一番東寄り、一般的には「上り本線」の単式ホームに入ります

ここで切り離し作業を行う関係からでしょうか?

定時の到着時刻は10時56分・・・約20分の遅れ

途中、通常だと行き違いする駅で一時停車(実際は別の駅で行き違いを済ませていたので
対向列車はなく、すぐに発車)して遅れが増したようです

「高山駅」での停車時間は5分ですが、幾分か短縮してくれるのでしょうか?

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「飛騨一ノ宮」駅手前の直線区間が「宮トンネル」

その上にある「宮峠」が太平洋側と日本海側の「分水嶺」になっているそうです

訪問日:2021年11月13~14日
つづく
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