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新潟県の県境に近い、富山県「あいの風とやま鉄道」の「泊」駅

14時56分発の「直江津」行き普通列車
ディーゼルカー1両の編成です

後方に見えるのは、「富山」方面に折り返す、2両編成の電車
同じホームに縦列停車して、乗換の利便を図っています

ここから「直江津」までは、途中、「糸魚川」駅で21分の
停車が有りますが、1時間35分の行程・・・乗り出がありますね

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車内は転換クロスシートとロングシートの座席で
海側の座席はふたり用、山側はひとり用

海が見たいのでふたり用に着席します


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20211114145640
14時56分、発車
「泊」から終点「直江津」まで全て電化区間ですが、ディーゼルカーでの運用

「糸魚川」駅の次駅「えちご押上ひすい海岸」と「梶屋敷」の間で交流電化と直流電化の
切替点があり、高価な交直両用電車が必要となる点とこの区間の利用者が富山側と異なり、
大幅に少なく、単行のディーゼルカー運用の方がメリットが大きいとの判断のようです


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20211114145918
「泊」駅を出て、間もなく車窓に「日本海」が広がります

「泊」から2つ先の「市振」駅までは「あいの風とやま鉄道」線
この区間、殆どが「えちごトキめき鉄道」の車両が乗り入れているそうです


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「あいの風とやま鉄道」と「えちごトキめき鉄道」の接続駅「市振」

ここから、難所「親不知・子不知」越えが始まります


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「市振」駅から8.6km、その間、5つのトンネルを抜けて「親不知」駅へ

急な崖の連続で平坦地が無く、地滑り多発地帯なので「北陸自動車道」は海上を通ります


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更に「国道8号線」も海上を・・・。

「親不知」駅に到着・・・架線柱が離れた場所に設置されていて、
その間は雑草が繁茂しています

かつて、石灰岩積み出し用の専用線があり、貨物取り扱いもあったようで
その為の側線の跡地のようです


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「親不知・子不知」は「北アルプス」の山脈が日本海に落ち込む所で
海岸線まで急峻な崖が迫っています

この区間の移動は、崖下を波を避けながら抜けるしかなく
犠牲者も多かったとか・・・
列車に雪崩が直撃した事故(90名死亡)も発生した難所です


訪問日:2021年11月13~14日
つづく(全36回)
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2021.12.20 


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