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長さ2656mの「冠着(かむりき)トンネル」に突入します
周囲には雪が舞っています

抗口を見ると、途中に開口部があり、2つのトンネルが
連続しているように見えます

手前のトンネル風に見える抗口はかつて排煙設備を
載せていた基礎部分だそうです

この「冠着トンネル」は長野側から25‰の上り勾配となっていて
蒸気機関車の運行時、排煙が勾配に沿って松本側へ流れていき
窒息事故の危険性があり、当初は列車がトンネルに入ったら
幕を下げて気圧を変化させ、排煙が流れないようにしたのですが
それでは足りず、送風機を利用・・・強風を発生させるファンを載せた跡だそうです

1970年、篠ノ井線の無煙化が完了し、機具は撤去、
基礎はそのまま残されたそうです

Googleマップでも確認が出来ます


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約1分40秒でトンネルを抜けると、雪面が・・・

線路の枕木が見えないほど、積もっています


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山あいから見える「善光寺平」

「菅平高原」に繋がる山地は大きな雪雲に包まれているようです


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20211218113858
標高600mから標高350mまで、約250m下っていきます

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「冠着山(姨捨山)」(1252m)の北斜面にある
「御麓(みろく)」の集落でしょうか?

結構、雪が積もっている感じ・・・。

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20211218113913
振り子を効かせながら、軽快に下って行きます

普段、雪を見慣れていないので、雪の中の走行はワクワクします
テンション、上がりまくり~


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右側にスイッチバックの引込線が見えてきました

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奥に見えるのが「姨捨」駅

停車する列車は分岐器を通り、左へ
通過する列車は、まっすぐ下って行きます


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この時間、待避している列車は居ない感じ・・・

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「姨捨」駅に停車する列車の運転士さんは運転席を移動せず、
バック運転でホームor引込線に進入します

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「冠着トンネル」を出た側は「冠着山」の北側斜面なので
降雪量が多いのかもしれません

訪問日:2021年12月18日
つづく
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