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「沼津」駅、11時25分発の各駅停車です

途中停車駅は、「三島」と「函南」のみで、18分の運転時間で終点「熱海」へ
・・・でも、走行距離は21.6kmと都市間にしては長めです

それは、「函南~熱海」間にある「丹那トンネル」(7804m)の存在・・・
長大トンネルもあり、各駅停車なのに表定速度は72km/hと俊足
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「沼津~熱海」の区間運転の他、昼間帯には「沼津~三島」の
1駅折り返しの列車も存在する特殊な区間です

「沼津」駅では「御殿場線」が接続、
「三島」駅では「東海道新幹線」、「伊豆箱根鉄道」と接続し
西伊豆方面へのバスの起点で利用者が多いのでしょうか

現在は判りませんが、以前は短い編成での運転(3両)が多く
コロナ禍前の週末はラッシュ時並みの混雑・・・
現在は改善されたのでしょうか?

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「東海道本線」開業時から主要駅の「沼津」でした

「東海道本線」開業時、鉄道建設反対だった「三島」には駅がなく、次第に町が廃れたそうです

それに焦り、現「伊豆箱根鉄道」の起点を「沼津」から「三島」に移させ、
「東海道新幹線」では三島の車両基地に新駅を誘致

以前は「御殿場線」経由の「小田急新宿」行きの特急が運転されていましたが、廃止
・・・「沼津」の街はちょっと苦戦している現在です

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先頭車は「クモハ313-8504」

1999年9月に製造され、神領車両区に配属
中央西線の「名古屋~塩尻」間で運用

2013年、「セントラルライナー」廃止後、飯田線、関西線にも入線

2022年3月、静岡車両区に転属

8000番台は、身延線、御殿場線にも入線
東京に最も近い地では「国府津」駅で見る事が出来そうです

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11時25分、「沼津」駅を発車

「御殿場線」と分岐します
かつての本線だった「御殿場線」は、「東海道本線」静岡地区と同じ
最高速度110㎞/hで運転可能ですが、勾配区間が続く事と
当初、複線だった路線は単線に戻されたため、所要時間で不利に・・・。

個人的にはトンネル続きの東海道本線より、川沿いの景色や
富士山が間近に広がる、御殿場線の方が楽しいですね

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「沼津~三島」間と言えば、住宅等、家並が続くイメージですが
途中で渡る「黄瀬川」付近はグリーンが残っています

2017年、「沼津」への散策時、「三島~沼津」のこの川の近くで
電車とシカが衝突、運休や遅れが発生し、やむを得ず「熱海」から
「東海道新幹線」利用をした事がありました

このような場所でも、シカが生息している事に驚いたものでした

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まもなく「函南」駅

「丹那トンネル」の坑口と「三島」駅は約50mほどの高低差
・・・連続勾配になっています

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長い「丹那トンネル」を抜けて、「熱海」駅に到着

見慣れた、JR東日本の「E231形」の近郊タイプと並びます
この電車、新しいけど、座席が硬くて・・・。

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11時52分発、「上野東京」ラインの普通「高崎」行き

209.kmを3時間49分かけて走行、
普通列車としては、なかなかの長距離運転です

訪問日:2022年05月22日
つづく
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