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期間限定「ひょうちゃん」

「崎陽軒」の工場見学に訪れました
館内では、製造ライン、紹介ビオは撮影禁止で
写真は陳列物等のみのアップになっています

なので、写真対象とは異なり、工場内の様子を文章にて
ご紹介させて頂きます

短期集中でいつもより、
写真が多めになっていますがご容赦ください

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「八景島シーパラダイス」とのコラボ

訪れた際は、まず稼働していた「おべんとう 夏」のラインを階上ガラス越しに見学

程なく、別のラインで「しうまい弁当」が可動開始・・・
ベルトコンベヤーのラインに沿って、10数名がスタンバイ

最初の俵状のご飯の成形のみ機械で、それ以降の「箱詰め」は全て人手なのですね

それぞれおかずの具を担当、ご飯詰め、紅ショウガ&昆布はベテランの方が担当するそうです
特に紅ショウガと昆布は両手に箸を持ち、それぞれを同時に入れるとか・・・。

ちなみに後半の、しょう油入れと辛子袋を詰めるのは新人の担当、だそうです

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左から「JR開業20周年」、「JR東日本30周年」、
「JR横浜線&崎陽軒創業110周年」、「新横浜駅55周年」の「限定ひょうちゃん」

「シウマイ弁当」の掛け紙は紙ひもで縛られていますが、これもひとつひとつ人手で・・・
ベテランの方だと、1時間に300個、約12秒で1個のペースで
掛け紙をかけ、紐付けをするそうです

崎陽軒の「シウマイ」は全てこの工場で製造・・・1日80万個で
「昔ながらのシウマイ」サイズを積み重ねると、富士山5つ分の高さになるそうです

「シウマイ弁当」は他に横浜駅地下の本社工場と東京工場でも製造されるそうですが
この「紙ひも」タイプは横浜工場と本社工場で製造

東京工場では「被せ蓋」タイプになっていて、どちらから配達されたか判るそうです

尚、先の「おべんとう 夏」は、ゴム掛けになっています

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左側は「FF(ファイナルファンタジー)30周年コラボ」、チョコボも居ますね

右は落語家「桂歌丸師匠」の「ひょうちゃん」
師匠は「炒飯弁当」がお好きだったそうですが、グリーンピースが苦手
なので、「グリーンピース」の代わりに「小エビ」をトッピングしてあるそうです

桂歌丸さんが愛した炒飯弁当」は師匠の命日の7月2日にのみ、
限定予約発売・・・だそうです

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「京浜急行」コラボは、「けいきゅん」

「京浜急行創立120周年×崎陽軒創業110周年・シウマイ誕生90周年」記念の
けいきゅん・ひょうちゃん弁当」に入った「ひょうちゃん」(いずれか1個入り)

崎陽軒の「シウマイ」には、常温、冷蔵、真空の3種類があり、
それぞれ賞味期限が「当日のみ」、「2週間冷蔵」、「5ヶ月常温」で
使用方法によって選べるようになっているそうです(非常食とか)

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髪の長い女の子?・・・何だろうと判らず、調べてみたら
「初音ミク」でした

「横浜人形の家」で開催された「初音ミク フィギュア展」とのコラボだそうです

弁当詰めの作業は人手でしたが、シウマイ作りは機械化されていて
「シウマイ」の皮から作り始め、工場内を廻るモノレールで「餡」が運ばれ
残量が少なくなったマシンに自動的に餡を投入

モノレールで運ばれる餡は、一度に32kg(35kg?)

見学中、偶然、2度の投入シーンを目前で見る事が出来て、これは貴重だったそうです
(都合でライン停止の日があったり、餡の投入が見学コースから離れたマシンの場合もあるので)

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15個入りや30個入りの「昔ながらのシウマイ」ではマシンで箱詰め

かつては空気圧でシウマイを吸い上げて箱詰めしていたそうですが
落ちるケースがある上、騒音(風の音?)が大きかったそうです

現在は、吸い上げではなく、針でぐさっと刺してシウマイを持ち上げ、箱詰め・・・
なので、「シウマイ」をよく見ると、刺した跡の小さな穴があるのが判るそうです

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エレベーターでフロアが変わって写真パネルが・・・かつての駅売りのシーンです
駅弁と同じく、ホームを売り歩くスタイルもあったのですね

今は、固定窓の車両が増えて、出来ない購入方法です

今回の見学は12時30分スタート組でした
その組がふたつの班に分かれて施設内を移動しているのですが
途中で2回ほど、全く別の班とすれ違ったりしました

同時間内での定員は45名・・・最大3班に分かれての見学のようですが
試食等で前の班とかぶる時間があるのかもしれません

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歴代の「シウマイ弁当」の掛け紙です

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最初の「シウマイ御弁当」は100円だったのですね

懸け紙のデザインは、横浜らしく「横浜港」

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2番目のデザインは「横浜」の観光名所

三渓園、横浜税関、県庁、船舶の他に特急「こだま」も

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3代目は、今のデザインの基のような・・・。

価格は50%増しの150円・・・東京オリンピック開催、
東海道新幹線開通と高度成長時代の始まりでした

横浜の街並みの中に、マリンタワーが立っています

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現在の懸け紙のデザインです

横浜ベイブリッジ、ランドマークタワーも描かれています

値段は700円となっていますが、現在は860円に・・・。

尚、東京販売分は、この絵柄の中に「東京スカイツリー」が描かれているそうです

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「シウマイ」のラインナップ・・・色々ありますね

「ひょうちゃん」が入っているのは、白い掛け紙の「特製シウマイ」と
「昔ながらのシウマイ」の15個入り、30個入りです

「昔ながらのシウマイ」6個入りには入っていませんのでご注意を・・・。

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東海道本線「横浜」駅ホームで、駅弁方式で販売する女性スタッフを
「シウマイ娘」と呼んだそうです

そして、その「シウマイ娘」の歴代の衣装がこちら・・・チャイナドレス風ですね

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20220712135340
男性スタッフはこちら・・・男女で随分、差があるような

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昔の湘南電車のモックアップ

一段上昇窓で大きく開きます

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記念撮影用の座席・・・ガイドスタッフさんが撮ってくれます

座席脇には撮影用の小物も準備されています

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女性スタッフの応募資格には身長制限があったそうです(158cm以上)

恐らく、列車の窓での「シウマイ」や代金の受け渡しに
支障が無い範囲という事だったのかと想像しましたが。


訪問日:2022年07月12日
つづく
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