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鍾乳洞を一周して、最初に見た「洞内図」の所に着きました

入ってきた際は、短時間でここまで来れてしまい、案外、あっさりと見学終了~と
なるのかな?と危惧したのですが、横移動だけでなく、それ以上の縦移動があり
かなり充実した、鍾乳洞探検だったと感じました

洞内では、小さなお子さん連れの家族も居られましたが・・・
小さいお子さん連れだと、ちょっと厳しいかな?

お子さんが歩けない段差や階段を抱っこで行くのはかなり危険・・・
無理して全部を見るより、平坦路のコース内でおさめて見学される方が安全な気がします

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見学を終えるか迷ったのが、帰りのバスの時刻
・・・出発時刻まで、まだ1時間30分あって

来る途中で見た範囲には、時間を潰せる場所は見当たらず・・・

涼しい鍾乳洞内に留まれれば一番なのですが、狭い通路も多い中、
ゆっくり写真を撮れそうにないし・・・やはり、外に出るしかないと

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20230725114154
涼しかった洞内から出た際、特にメガネが曇る事もありませんでした

入洞時、この建物の屋根部分がよく判りませんでした
多分、陽射しの関係だったのでしょう

今、見ると、チケット売り場の上はテラスになっているのが判ります
構造がよく判らなかった際は、落石対策の二重屋根構造かとも
思ったりしたのですが、違っていたようです

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川の上流側に見えていた「滝」

記事を書く際、調べたのですが、名称は見つかりませんでした
人工の滝?堰?なのかもしれません

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その背後に見える断崖絶壁

「日原街道」に設けられた「ロックシェッド」もかなりの規模です

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人工の滝?を見るには、トイレ施設の敷地に入らないとなりません

滝が見易いトイレの裏側に廻るのは迷いましたが、
しっかりとした建物のトイレなので、(不審者)勘違いされる事はなさそうで・・・。

水も奇麗ですね

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「日原街道」に上がってきました

「日原燕岩洞門」・・・やはり、背後の絶壁は「ツバメ岩」のようです

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ただ、不思議なのが、この立派な「ロックシェッド」の先、数百mで
一般車両は通行禁止となる事

道の先が伸びていないのに、この巨大設備を設けるって?

普通に考えれば、将来、「日原街道」がどこか目的地に伸びる計画が
あるからだと思うのですが・・・地図を見ると
「日原街道」から続く登山道は「酉谷山(とりだにやま)」(1718m)に至るようです

この「酉谷山」と尾根続きの「天目山」(1576m)は奥多摩でも
最も奥まった所にある山で、山のベテランが訪れるような地なのだそうです

で、不思議な事に、この山を結ぶ尾根から埼玉県側に下る道が見当たりません

「天目山林道」という道が距離的に近い位置まで来ているのですが
険しい崖なのか、尾根から150mほど低い位置を巻いて、立ち消えになっています

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仮にこの「天目山林道」と「日原街道」がトンネルで繋がると
「浦山ダム」経由で秩父盆地に下りる事が出来ます

この立派な洞門は、その予定で造られたのかな?・・・
と勝手な想像をしてみました

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「洞門」から街道を下りてきました

看板が無ければ、「鍾乳洞入口」とは判りづらい景色ですよね

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この「日原鍾乳洞」は、私が小学生の頃も当然ながら存在していました
・・・教科書でも扱っていたような。

ただ、人気観光地だった事、交通の不便さがあり
これまで訪れる事はありませんでした

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マイカー利用では、駐車場の確保の問題
公共個通機関利用では、大渋滞の発生

どちらのアクセスでも、「奥多摩駅」から「鍾乳洞」まで
落石が頻繁、崖崩れ、地すべりもある悪路を通ることになります

現在の道とは別に、バイパス的にトンネルで抜けるのが解決となるのでしょうが
現状のように行き止まりになった道にそれだけの費用をかけられるのか、ですね

似た状況ですと、埼玉県秩父と山梨県甲府を結ぶ国道140号・・・国道ですが、
途中の「雁坂峠」を越える自動車道はなくて「開かずの国道」と呼ばれていました

その峠の直下に、長さ6625mの「雁坂トンネル」を開通して
関東と甲州を結ぶ役割を果たしているそうです

日原~浦山をトンネルで結んだ場合、同様に流通面、観光面で
高い役割が生じれば、有りなのかもしれませんが・・・。

訪問日:2023年07月25日
つづく(全17回)
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