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「大日影トンネル遊歩道」の中です


14.04.12.12:45.42.
トンネルの中に標識が立っています
これは「勾配標」で、勾配が変わる場所に設置されています
数字で勾配を表し、1000m進んだ時の高低差を意味しています。
左が出口方面(深沢口)、右が入口側(菱山口)への勾配・・・
文字が掠れていますが、出口に向かって2.5(?)、
入口に向かって2(?).25・・・でしょうか
つまり、出口側へは1000m進んで2.5(?)m上り勾配
入口側へは、1000m進んで、(2?).25mの下り勾配
緩やかな坂道になっているようです
この勾配標、通常なら列車の運転士さんに見えるように
線路方向に垂直に掲示されるのですが、狭いトンネルの中、
列車に接近しすぎるため、線路方向に平行に設置した様子。
でも、これでは走行中の列車の運転士さんには
数字が読み取れない気がするのですが・・・


14.04.12.12:50.24.
トンネルを歩き出して16分経過
入口から1200m、出口へ200m地点まで来ました

途中、写真を撮ったり、歩行者とのすれ違いで
ゆっくり場面もあるのですが、思ったよりペースが上がりません


14.04.12.12:50.31.
出口側の光が大きくなってきます

14.04.12.12:50.40.
当然ながら入口側の光は・・・小さく

トンネル途中までは、線路は砂利敷きでしたが
この辺りは、線路の間を水路が通っています
トンネル内の漏水、湧き水を逃すためのよう・・・
所々、トンネル壁面が漏水で光っています


14.04.12.12:52.10.
濡れて光る以外にも、白い粉が吹き出ている箇所が・・・
モルタルに含まれていた石灰が再結晶したと・・・
と言うことは、レンガ造りのトンネルの壁に
モルタルを吹き付けていたのですね

14.04.12.12:53.06.
トンネルに入って19分
深沢口の出口に着きます

出口の先に次のトンネルアーチが見えます

14.04.12.12:54.12.
長さ1.4kmのトンネルを抜けました
レンガ造りの頑丈そうなトンネルアーチです
トンネルの貫通は1902年・・・明治35年の事
あの、重要文化財に指定された「碓氷峠のレンガ造りのトンネル」が
建造されたのが1892年ですので、その10年後の完成と言うことになります
歴史がありますね

2007年に、ワインに関連して「近代化産業遺産」に認定されたそうです

14.04.12.12:55.16.
「大日影トンネル」を出て「深沢川」の橋を渡ると
正面に扉が付いたトンネルアーチがあります
1997年まで中央線の下り線に使用されていた旧「深沢トンネル」
長さ1100mのこのトンネル
現在、ワインセラーとして利用されているそうです

温度が6~14度、湿度が45~65%と
ワイン熟成に最適な環境・・・なのだとか
内部には個人、メーカー用に100万本のスペースが
あるそうですが、現在、全てが契約済みで
キャンセル待ちの状況なのだそうです


14.04.12.12:55.25.
内部は案内所に申し出の上、見学が可能だそうですが
入口から少しまで・・・
その奥は契約者か、契約ワイナリーの案内が無いと入れないそうです
このトンネルも「甲州市のワイン醸造関連遺産」として
「大日影トンネル」と同様に近代化産業遺産に認定。

つづく
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