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日光・大谷川の「憾満ヶ淵(かんまんがふち)」

男体山からの噴出物によって、狭められた峡谷状の地形
・・・大谷川の流れが急流となっています

川に面した岩の上に、お地蔵様風に頭巾と前掛けをまとった岩が置かれています

滑りやすい岩の上に小岩を置いて、頭巾等を着せて安置するなんて・・・
「修行」って呼べそうな程、危険な行為だったかと

頭巾が新しそうなので、どなたかが都度、交換している?
私なら・・・ビビって、絶対ダメ

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「憾満」の「憾」の字が、なかなか変換出来ませんでした

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川際に建つ「霊庇閣(れいひかく)」

対岸の「不動明王像」に護摩を焚いた護摩壇(ごまだん)で
火を燃やした跡が残っているそうです

肝心の「不動明王像」は洪水で流されてしまったそうです

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この辺りの流れも激しいですね

思えば、「華厳滝」を流れ落ちた滝水がここを流れている訳で・・・。
あれだけの水量が、この狭い岩場を通るとなれば、激しい流れになるのも当然かと。

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「並び地蔵」が続いています

現在の数は97体と言われているとか・・・
(本体が流失していても、頭巾と前掛けが残っている場合も
数に加えた数だそうです)

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最も大きかった「親地蔵」は流されてしまったそうです

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対岸は、現在、「日光植物園」の敷地になっています

当初、「日光植物園」からも「憾満ヶ淵」を見るつもりでしたが
こちら側で十分、堪能できたので、今回はスルーする事にしました
(お天気も下り坂との事でしたので・・・)

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頭巾がとても色鮮やか・・・折に触れて、洗濯or新調しているのかもしれませんね

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こんな所にも石積みが・・・

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流されてしまったお地蔵様

残された台座に石が積まれ、頭巾と前掛けが置かれています

訪問日:2023年08月26~27日
つづく(全26回)
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