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「赤山禅院」に着きました
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「赤山禅院(せきざんぜんいん)」の山門を通り抜けます

「赤山禅院」の創建は888年・・・この辺りの傾斜は、比叡山から続いているそうです
・・・で、赤山禅院は延暦寺の塔頭(たっちゅう)のひとつなのだとか。
(塔頭・・・高僧の弟子が、亡くなった高僧を慕って建てた小院や
隠退した高僧が住んだ院の事・・・だそうです

石垣が続く参道は、緩やかにカーブしながらの登り坂になっています
(拝観:無料)

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高い樹に覆われた境内・・・
初冬の低い陽射しに照らされたモミジ
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紅葉より気になったのが・・・この石仏群
(左)長い間、雨水にうたれて摩耗してしまったのか?
それとも、最初からこのようなお顔だったのでしょうか
異様に長い気がしますが・・・

(右)口を開けて・・・お経を唱えているのでしょうか
手元にモミジの葉が積もっています
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全部で約20体ほどでしょうか、様々な表情、頭巾を被った石仏、
頭部が落ちてしまった石仏・・・苔が時を感じさせてくれます

この辺りだけ、特異な雰囲気・・・
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(左)急な石段が、比叡山に繋がる山麓っぽい感じです
ここより比叡山へのルートとも関わりのある「荒行」もあるそうです
千日回峰行

(右)灯籠の廻りに紅いモミジ・・・良い雰囲気です
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左奥に建つ「地蔵堂」・・・その前に咲いているのは「寒桜」です
モミジと桜の競演が見られます
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「赤山禅院」を出て、「曼殊院(まんしゅいん)」へ向かいます
2時半を過ぎて・・・プラン通りに巡れるのかな?
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「修学院離宮」の敷地に沿って進みます

「修学院離宮道」とクロスした所に竹で組まれた門が
・・・「離宮正門」でしょうか
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「修学院離宮」沿いの道を進むと・・・
「解脱山」と記された額がかかる山門が。
「禅華院(ぜんけいん)」

山門が鐘楼(しょうろう)となっているそうです
屋根瓦に積もったモミジが綺麗です
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(左)「修学院離宮」の敷地に伸びる道・・・
立入禁止の掲示はされていますが、オープンな感じ
農地で作業をされている方がいて、離宮の職員の方かと思ったら
委託された近隣の農家の方達なのだそうです

(右)傾斜を段々にした「音羽川」・・・右岸は「修学院離宮」の山々です
京都には音羽川が3本あるそうで(他に清水音羽川、山科音羽川)、
こちらは「修学院音羽川」と分類されているそうです

この修学院音羽川の流域である比叡山、大文字山、如意ヶ岳に挟まれた
地域は風化、浸食に弱い花崗岩で、下流に土砂災害をもたらしたので
様々な砂防対策がなされてきたそうです
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高野川に沿った道を上流へ歩いて行きます
右岸は「修学院離宮」の敷地

左岸には鬱蒼と茂った森と鄙びた門が・・・
民家なのでしょうか?
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「音羽川」を離れて、南へ向きを変え、山あいに入っていきます

この辺り、東へ1kmほどで滋賀県との県境になります

訪問日:2014年11月30日
つづく(全12回)

*カテゴリ欄を手直し致します。その間、リンク切れと
なる記事が有りますが、ご了承ください
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