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「圓光寺(えんこうじ)」に着きました
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創建は1601年、この地に移ったのは1667年ですので
京都では新しい寺院・・・なのかもしれません

周囲を巡る壁や通路の敷石も新しくて綺麗です
公式HPも動画(YouTube)を用いたり、解説文に英文を併記、
住職がFacebookも・・・。
お寺さんとしては斬新な雰囲気です
拝観料500円

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山門を入り、石段を上がって行くと枯山水の石庭が広がります
「奔流庭」だそうです

枯山水の庭って縁台から見るしかない寺院が多い中、
この圓光寺では、敷石を歩きながら巡る事が出来ます
時には小さな子供が敷石から外れて歩いてしまう
事も(この時、実際にありました)あるのに、寛容なお寺さん

手前の石組み・・・龍の頭です
白砂を雲海に見立てて、雲の上に現れた龍を現しているようです
お庭の名称の由縁なのかもしれません
正面にはシダレ桜が・・・春にお庭、遠景と共に楽しめるのでしょうね
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(左)シダレ桜のそばに立つ石組み
・・・もしかしたら、龍の背を現しているのでしょうか

(右)本堂前のお庭「十牛之庭」・・・牛に見える十の石が配置されているとか
残るモミジ、散ったモミジ・・・鮮やかな色彩です
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モミジの葉が配された「水琴窟(すいきんくつ)」・・・聞く事が出来ます
水音とは思えない、透明な感じの高い音です

京都でも随一とされて、この手水鉢に配した草花は季節によって変わるそうです


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本堂の裏手には梵鐘も・・・。
この奥には墓地が有り、「村山たか」さん(花の生涯のヒロイン)、
マレーレア人留学生「SYED OMAR(サイド オマールさん)」(広島原爆で死亡)のお墓があります
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裏手の高台を上がる遊歩道が続きます
石段には綺麗な玉砂利が敷かれているのですが・・・
歩いて下る際、その砂利が下段へ落ちてしまいます
下に溜まった砂利・・・手作業で上へ戻すのかな?
なって事、考えながら歩いていました

モミジが広がる部分が「十牛之庭」のようです
その横には竹林が広がります


この時、厚い雲に覆われてしまいました
晴れていると、この方角に太陽が沈むそうです
この方角が西の方・・・です
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(左)高台の頂上部にある徳川家康を祀る「東照宮」
ここ圓光寺は徳川家康公の開基・・・なのだそうです

(右)夕方4時近くになり、
竹林の広がる庭はかなり薄暗くなってしまいました
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一面のモミジ・・・

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モミジに包まれて、にっこりと笑うお地蔵さま
・・・このお地蔵さまを目当てに訪れる人も多いという人気者です

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山門付近に植わる「万両」

今回巡った中で、個人的に最上位に来そうなお寺さんでした
奨めて頂いて良かったです
次回は良いお天気の中で訪れたい・・・ですね

4時を過ぎましたが「鷺森神社」へ向かいます

訪問日:2014年11月30日
つづく(全12回)

*カテゴリ欄を手直し致します。その間、リンク切れと
なる記事が有りますが、ご了承ください
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