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天文台の施設を巡ります
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15.02.07.13:05.46.
「国立天文台」の「太陽塔望遠鏡」の次に見えてきた施設は
「大赤道儀室」・・・1926年に完成
現在は「天文台歴史館」と紹介されています

鉄筋コンクリート2階建ての建物の上に乗るドームは
造船所技師の支援を得て作られた、珍しい木製なのだとか。

ドームのサイズは直径14.5mで国の登録有形文化財に指定
・・・だそうです

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15.02.07.13:06.30.

階段を上がってドアを開けた玄関?部に操作盤があります
「65cm屈折望遠鏡操作盤」と名称が・・・。
ブレーカーやスイッチ類が歴史を感じさせますね
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15.02.07.13:06.56.

更に階段を上がると、ドームの内部に至ります

収められているのは、65cm屈折望遠鏡・・・大きいです
焦点距離は10m21cmだそうです
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15.02.07.13:07.50.

内部に入ると、ドームが木製なのがよく判ります
数多くの細い板木を組み合わせて、美しい曲面に仕上げています

屈折望遠鏡は1998年に現役引退しましたが、故障箇所が
ある訳ではなく、今でも現役復帰が可能な状態・・・だそうです
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15.02.07.13:09.33.

ドーム室から下のフロアに降りてきました

ここにはパネル等の展示がされています・・・「天文台歴史館」の名称の由縁です
この天井(ドーム室の床面)はエレベーター式に上下する構造で、
望遠鏡の傾き方に対応して上下させて、観測しやすくしていたそうです
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15.02.07.13:16.33.

「ドームシアター」、「展示室」、「旧図書庫」、
「子午儀資料館」を横に見ながら「ゴーチェ子午環室」へ
「子午環」・・・「しごかん」と読むそうです

建物は1924年完成、国の登録有形文化財に指定されています
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15.02.07.13:17.14.
内部にはガラスで仕切られてた室内に
「ゴーチェ子午環」と呼ばれる望遠鏡が置かれています
「ゴーチェ」はフランスのメーカー名
「子午環」とはこちらを・・・
その説明で出てくる「赤経」や「赤緯」の意味も判らず
ますます検索地獄にはまっていきますね・・・

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15.02.07.13:18.30.

「ゴーチェ子午環室」の先は広々とした芝生が広がり
「自動光電子午環」の施設が建っています
1982年に建設、ドームは直径8m、高さ14.2mあるそうです
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15.02.07.13:20.41.

内部を見ると新しい施設らしく
コンクリート製の壁やドームになっています

ドーム内には望遠鏡等が多数、置かれています・・・
現在、天文機器資料館として整備の途中のようです
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15.02.07.13:19.37.

施設の北側には、まだ雪が残っています

周囲は森になっていて、街中にある事が全く感じられない環境です
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調布飛行場の滑走路から約600mの位置ですが
意外なほど、静か・・・

訪問日:2015年2月7日
つづく(全14回)
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