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鬼怒川沿いに進みます
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都内「北千住」駅(標高11m)を出発して約2時間15分・・・
鬼怒川温泉街を見ながら走っています

雪見の旅は、昨年に続き2度目
普段、大雪を見る機会が少なく、一度は本場の豪雪体験をと
昨シーズンは新潟・長野を巡りました(雪見の旅
(雪国の方には申し訳ありませんが)沢山の雪に大感動
また今年も、と思っていました

で、選んだのが鬼怒川経由の会津巡り
出発前の妄想では、
鬼怒川温泉付近では雪煙を上げて電車は進んでいく・・・筈だったのに
「雪」が乏しすぎます・・・

もしかしたら、今シーズンは雪は少なめ?
したら、ここまで何しに来たのでしょう?

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「鬼怒川公園」駅(標高406m)を発車して、鬼怒川沿いに走行中

正面の山稜の上に雪山が見えます
方角的に「高原山(たかはらやま)」の主峰「鶏頂山」(1765m)のようです
電車はこの先、「高原山」の西側を抜けていく形・・・
写真正面の山稜の左側をトンネルで越えていきます

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日陰に入ると、線路脇の雪が目立つようになりました

でも、車道(会津西街道)の表面は乾いているみたいですね~


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9時42分、「新藤原」駅(標高420m)に到着しました

この「新藤原」駅は、東武鬼怒川線の終点でこの先に伸びる
「野岩(やがん)鉄道」会津鬼怒川線の起点駅です

「野岩鉄道」はここから、福島県にある「会津高原尾瀬口」駅(標高726m)まで
30.7kmの路線・・・「野」は下野国、「岩」は岩代国から1字ずつ取ったそうです

都内から6両で運転してきて「下今市」駅で後部2両を切り離し、ここまで4両で運転。
さらにここで、後部2両を切り離して、この先は2両で走ります

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切り離し作業で2分間の停車中

これから進む方を見ると・・・雪は無し


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しかし、6分ほど走って「川治温泉」駅(標高499m)に着くと
線路の路盤は雪に覆われています

ここで対向列車との待ち合わせ
やってきたのは、会津鉄道の快速列車
「AIZUマウントエクスプレス」号
朝8時にJR「会津若松」駅を出発、3時間1分をかけて
「東武日光」駅まで行きます
城下町「会津若松」と国際的景勝地「日光」を結ぶ列車があったのですね~

「AIZUマウントエクスプレス」には、この後、乗車予定です

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山間地に入ってきましたが、川幅が広い鬼怒川
川の長さから言えば、まだ中流域にあたるのかもしれません

河原には雪が残っていますが、土面も見えてるし・・・

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「川治湯元」駅(標高519m)に到着します
駅のホームはこの高架橋の上

高架橋の上から見えるのは「川治第一発電所」
この水力発電の水は、左側に見える鬼怒川からでは無く、
ここから北(写真では右方向)へ約1km離れた所にある
男鹿川の五十里(いかり)ダムの水を引いているそうです

「川治湯元」駅を出るとすぐにトンネルに入ります
「葛老山トンネル」・・・野岩鉄道最長のトンネルで長さ4250m

野岩鉄道は路線長30.7km、そのうちトンネル延長は17.623km(18箇所)
ちなみに橋梁延長は2.83km(64箇所)
路線の66%がトンネルか橋・・・山岳路線です

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「川治湯元」駅からトンネルを5分走って
「湯西川温泉」駅(標高605m)に到着しました
ホームは「葛老山トンネル」の中・・・
雨に濡れる事はありませんが、陽射しで温まる事もありません

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「湯西川温泉」駅で一旦、途中下車

「北千住」駅から2時間38分の乗車でした
電車はこの先、42分かけて「会津田島」駅まで・・・。
始発の「浅草」駅からだと190.7km、3時間31分の鉄道の旅が楽しめます
(乗車券のみで乗れる列車としてはかなりの長距離を走ります)

写真左のバッグ2つ、私のです
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訪問日:2015年2月21~22日
つづく
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2015.03.03 


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